2015.2.8 企業まわりとトリクルダウン

今週から企業まわりをさらに強化していきます。正月以来、お世話になっている企業へのあいさつまわりを続けていますが、アベノミクスで恩恵を受けている企業は、私がまわった企業ではゼロです。

安倍政権の進めるアベノミクスは、金融緩和、公共事業の拡大などで、円安、株高にして物価上昇させ、大企業の収益をあげさせて上から利益が下々に広がるはずだという政策です。

いわゆるトリクルダウンというものですが、下々には全く利益は還元されず、中小零細企業は苦境にあえいでいます。

やはり内需拡大なくして、地域の中小企業の収益をあげることはできない。製造業と非製造業部門のそれぞれにインパクトを与えるインセンティブ政策を、県レベル、自治体レベルで実施していかないといけない。

群馬県予算は相変わらずのワンパターンで、公共事業拡大路線です。建築部門だけでも空家対策のための建て替え、リニューアルなど５０億円でも、インセンティブ補助費を県が予算化するだけでも、県内建築業へ大きなインパクトを与えられる。

それぞれの産業別に、いかにしてインセンティブを与える施策を県が行うことができるのか、県議会議員としての私の実力が試されている。

昨日は、あいさつまわり。