2013.4.12 ハネムーンの終焉

アベノミクスで急激な円安・株高でマスコミは賑わっているが、地域をまわれば誰がこの状況を喜んでいるのかサッパリ見えない。

むしろ円安によって、ガソリン、食糧の値上げにより庶民の生活は厳しくなり、中小企業は、ますます厳しくなっているという声が圧倒的に大きい。

一部の輸出をする大企業のみが潤っているだけで、そこで働く労働者にも、その潤った利益が配分されているのか疑わしい限りだ。

経済の活性化とは、アブクであってはならない。実体経済が活性化され、適正利潤の確保、労働者の賃金アップ、物価の適正化があってこそである。

金融緩和により、日本国債の価値が大きく揺らぐ可能性があり、そうなれば日本経済の破綻のみならず、世界経済にもとんでもない悪影響を与えるだろう。

安倍内閣と国民とのハネムーン期間は終わった。安倍内閣の支持率はバブルでも、日本をバブルで破綻させてはならない。

昨日は東京で八ッ場ダム会議。夜は高崎で勉強会。