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味の素工場見学

2015-11-08 11:22:20 | 日記
 
 去る11月5日「味の素(株)川崎工場」を見学する機会を得た、見学希望者が多く中々予約が取れないらしい。
 
 明治40年この川崎の地で創業した、明治42年5月に「うまみ成分」の量産化に成功して、販売開始、年を追ってその製品の価値が認められ、業績を伸ばした、創業以来106年の歴史がある。

 業務発展と共にこの地で工場を拡張して、現在は敷地30万平方メートル約10万坪、京浜急行電鉄の大師線が敷地内を走り、鈴木駅が敷地内にある、従業員3,000人はこの駅を利用して通勤しているのだろう、川崎区鈴木町と言えば、この味の素の工場敷地を指す、味の素の創業者「鈴木 三郎助」の名字を取って鈴木町となった、住民は一人もいない、敷地内にある鈴木町駅も頷ける。

 敷地内には「医薬品研究所」を始め、生産工程工場群、袋詰め 箱詰め 梱包 製品集積棟、製品発送棟 各工場棟を結ぶパイプ群が張り巡らされている、多摩川から工業用水を取水、工場内で使用した後、巨大浄化装置で浄化多摩川に綺麗な水を還元している、工場内使用電力はガスタービン発電機で発電、総ての電力を賄い、夜の余剰電力は東電に売っている、工場施設も地域に大いに貢献している。

 見学者は先ずバスで敷地内工場群を案内される、広大な敷地も工場棟が連なり、空き地が無い程工場群に埋め尽くされている、食品工場だけあって、敷地内道路も塵一つなく清潔で気持ち良い、あと「うまみ体験館」へ案内される、ここで工場見学要領の説明を受ける、写真撮影はうまみ体験館ロビーと5階にある試食室のみ、あとは総て企業秘密、まず映写室に案内され、四角い室内の全壁面に映像が映り、4次元的錯覚になる、この映像でうまみ成分の発見などの説明があり、あと整備された廊下で、映像によるカツオの一本釣りから、鰹節になりその後の加工で顆粒状の「ほんだし」になる工程を見て、製造工程の一部をガラス越しに見学.。

 5階の試食室には、ただ味噌を解いただけの味噌汁があり、まずそれを一口飲み、あと味の素を一振り入れたのを飲む、確かに旨い、うまみ成分を実感する、そこに提供された可愛い味の素の小瓶は女性に大人気、ご飯に「ほんだし」を混ぜた一口大のおにぎりが用意されている、ほんのり塩味が効いていて旨かった、おかずのない時には重宝かもしれない、館内も清掃が徹底され非常に気持ち良い。

 1階ロビーへ下りると、味の素製品の土産販売所があり、皆さんそれぞぞれにお土産を買い、1時間半に亘る工場見学を終えた。
 
マスコット赤パンダが迎えてくれる 売店 ここでも赤パンダが迎えてくれる
 
懐かしい鰹節削り 結構綺麗に削れた
 
可愛い味の素のミニ瓶 味噌汁とほんだしを混ぜ込んだお握り
 
味の素のオンパレード ミニ味の素瓶 可愛いので我が家も茶箪笥へ飾ってある
 
皆さん売店で思い思いの買い物
 
ほんだしお握りのレシピ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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