もう20年以上前になるか、朝霞市に在る古刹に墓地の永代使用を申し込み取得した、墓地は買うのではなく永代使用を認められたのであって、自分の土地ではない、代々その墓地に埋葬者がいて続けば永代使用できる、だがその墓地を継ぐ人が居なくなり無縁墓になれば、お寺の意向で遺骨は合同墓に移され墓仕舞いになる。 昨年家内がその墓地に、川越の石材屋に建墓を注文した、生前に建墓すると「寿陵」と言って、墓石名を赤字で書き縁起が良く長生きすると言われているが、小生の知る範囲では、生前建墓した人は、墓が出来て比較的短時日であの世へ旅立っている人が多い、墓が出来て安心してしまうのか、小生も生前建墓は反対したが、家内が自分のお金で建てるのだからと建墓した、墓石が出来上がり、新しい墓に開眼供養を住職にしてもらった、小生立ち会わず。 生前建墓「寿陵」目出たいと云うが、大きな疑問を持っている、自分では墓をまだ見たこともない、健康で大勢の人と交流して、人生を楽しみたいから。 それでも自分の年齢を考えると、僅かな預金と不動産、争い無い様に相続させたいから、法律家と何回も打ち合わせ、法に適し、相続人も納得する内容の遺言書を作った。 相談に乗って貰った法律家も初対面、法律家も小生と初対面、最初面談した時に、お互いを理解し合え信頼を持って話すべきと思い、初対面は雑談の様に過ごした、誠意ある法律家と思い、先方も小生を信頼てくれ、遺言書作成の本論を何度かお会いして話し合った、素人が考えていることと、法に叶う事は違う点も数多くある、その点を調整し、相続人に配分を説明して納得して貰い、法律家が遺言書原文を作成してくれた。 公証人役場へ法律家と同行、公証人が遺言本書作成、副本2通、本書は小生が保管、副本は公証人役場に保管、あと一通は法律家が保管、小生死後は直ちに遺言が執行される。 公証人役場で公的文書作成となるとその重みを感じる、緊張した時間だったが、これも終活行事の一つ、諸手続きを終え安堵感もある。 収まるべき墓もあり、公的有効の遺言書も出来、人生最終段階に入った様だが、どっこい まだまだ多くの人と交流し、残された人生を謳歌しようと思っている、遣るべき事を遣ってしまうと、人間気が楽になる。 相談した法律家は信頼できる人なので、小生の死後、幾多の変更手続きが有る、家内も高齢化して諸手続きも大変、死後処理の後見もお願いしようと思っている。
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