老いて楽しく

余生を楽しむ

禁を破る

2017-07-08 18:22:40 | 日記
でも旨くて楽しい
 
毎年人間ドック1日コースを受けている、今年は5月に受けて6月半ばに診断書が届いた、これを見て肝臓が大分草臥れているのが分かった、此の侭酒を飲み続けると、何れは寿命を縮めると禁酒を決断した、そして20日ばかり酒は一滴も口にしなかった。
 だがこの禁酒を始める以前に2人の人と酒を飲む約束をしていた、体調を整えるため禁酒をしていると、きちんと説明して断れば、気を悪くする事も無く、理解してくれる人達だ。
 だが禁酒中に少し酒を飲んだからと云って、直ぐに命に関わる事ではないのであれば約束を守り友情を温めたい。

 1ヶ月~2か月すればγGTPも平常値に戻るだろう、若い時は少々無茶な飲み方をしても、肝臓がそのように働いて呉れたが、年を取ると無茶な呑み方しなくても、肝臓の働きが鈍っているから、蓄積されてしまうのだろ。

  この禁酒も天下に向かって、「俺は酒を止めたぞ」と公表したのではない、自分の心で決めた事で、その禁を破っても、誰にも迷惑はかけない、友との約束を履行した後、亦禁酒を続ければよい。

 禁を破っても、友と酒を酌み交わし語り合う事は楽しい、今後1ヶ月半か2ヶ月過ぎて、血液検査が楽しみだ、γGTPが平常値になったら、適量の飲酒を再開しよう・
 
 
禁を破って一回目の飲み会、友の家と我が家は近いので、近くの「天狗」へ会合、サッポロ大瓶に乾燥牛蒡のから揚げ、パリパリと食感がよく牛蒡の香りがとても良い、ビールのつまみに最適
 
早昼飯をちょっぴり食べて、1時会合、鶏のから揚げ 牛蒡のから揚げ つくねで飲む、楽しく語り合い気が付いたら、大瓶5本を飲み4時を回って居た、炎暑の中冷えたビールが喉越し良く、友も自分もいい気持ちで店前で解散した。
 
 
 
1回目の飲み会から3日後、東大和市の同級生と駅前「磯丸水産」で1時から飲む、この友、市の行事やボランテア 撮影旅行 御嶽山ボランテア等々毎日忙しく活動している、この日会った時少し疲れているのではないかと思った。
 遠い所まで来て呉れたと冷たいビールで乾杯、この友元来日本酒党、後はにごり酒で行こうと云う、いつもなら3~4杯は行ける人、2杯飲んで今日はこれでやめて置くと云う、矢張り疲れているらしい、あと近くにある「東京都薬草植物園」を案内してくれると云う。
口当たりが優しくて飲み易いにごり酒、飲み易いのでつい飲み過ぎると、足 腰を取られて千鳥足になること請け合い。 
 
 
もう二人共そんなに食べられない、刺身5点盛りを頼む、1点サービス品が付いて6点になっていた
 
前に来た時サザエのつぼ焼きが旨かったので頼む、サザエのつぼ焼きは、はじめは口の方を焼き、温まったら背の方にひっくり返す、そうしないと貝の旨みが皆流れ出してしまう、泡を吹いてきたら醤油を差して出来上がり、酒の肴にはもってこいだ。
 
東大和市駅南口を出ると小平市になる、道路を渡ると「東京都薬草植物園」 園内は広く木立も有り涼しい、暫くすると案内人が寄ってきて、薬草などの説明をしてくれる、そこには毒草も栽培され、その毒の部位根 茎 葉 花など教えてくれ少量で死に至る猛毒が有る、その種類も多く、意外と身近かな所にある。
 園内で大麻 ケシなども栽培している、堅牢な2重の柵の中で、花や実の時期は係員立ち合いで柵内で見学できる、友も腰が痛くなったので、東大和市駅で別れる。

 禁酒中に禁を破って2回酒を飲んだ、嫌いでないから矢張り旨い、いい気分になれた、その以後亦禁酒の日々である。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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