老いて楽しく

余生を楽しむ

巾着田の彼岸花

2019-09-19 13:36:36 | 日記
二葉あき子の懐かしい歌 赤い花なら曼殊沙華
 

ふと気が付つくと敬老の日も過ぎ、「暑いも寒いも彼岸まで」の彼岸はもう直ぐ、もっと若い頃は車や公共の乗り物を利用して、親兄弟の墓参りをしたが、自分自身年を取り、車は廃車、電車バスを乗り継いでの墓参も体がきつくなり近年墓参も途絶え勝ち、年をせいにして墓参を勘弁してもらっている。

彼岸と言えば墓参もだが、曼殊沙華(彼岸花)が満開の時だ、とみに有名なのは西武秩父線の高麗駅近くの「巾着田」の曼殊沙華が有名だ、近年は各所に曼殊沙華の群生地があるようだが、高麗川が蛇行して、巾着状の地形を生み出し、そこに群生する曼殊沙華は田んぼ全面赤く染め圧巻だ、だがその巾着田にも足が遠のいた。

 

昔からの言い伝え、「美しい物には毒がある」彼岸花の根には球根がある、強い毒性があり食べることは禁物。

 
巾着田に着くと一直線に伸びた茎の先に赤い花をつけた彼岸花が迎えてくれる
 
花鑑賞前、酔っぱらう前に巾着田を通り過ぎ、千年以上前、高麗王を頭に高句麗から移住した集団が朝廷の許可を得て、この地に住み着き高麗郷を開いた、その歴史を伝える高麗神社に参拝
 
神社の近くに当時を偲ぶ民家が再現されている、花を観賞前に、高麗郷の歴史に触れてみるのもいいかもしれない
 
一本の茎から7本に枝分かれして花をつけている
 
深紅の花の中に白い彼岸花が咲いている、白株も7つに分かれ咲いている
 
深紅の中に白、これもいいアクセントになり、観客の目を楽しませてくれる
 
見渡す限り彼岸花、見事な景観
 
ヒガンバナ鑑賞後は例によって酒盛り、気心知れた人達話は弾む
 
適当に酩酊したところで、広大なコスモス畑へ、巾着田中央部一面コスモスが咲き乱れる、コスモスも見事だ
 
程よく酩酊したところで、紅白の彼岸花を観賞しつつ、巾着田に別れを告げる