老いて楽しく

余生を楽しむ

小さな命

2017-11-04 09:44:16 | 日記
生き返り飛んで行った
 

 外の流し台にバケツに水を満たして置いて有った、ふと見ると体長1センチか1,5センチの羽虫が浮いていた、ピクリとも動かないので、水を飲みに来て誤って落ちたのか、水の中に墜落したのかそんな事を思って通り過ぎた、暫くして又そこを通り掛かったら、虫が動いたような気がした、アレまだ生きていたのかと、虫の傍へ指を差し入れた、虫は助けを求める様に、指に必死にしがみついて来た、流しの淵の日当たり良い所へそっと置いて遣った。

 初めは淵からずり落ちる程弱っていた、淵の日当たりの良い所へ行くように後押しした、体や羽の水分も乾き、手足を使って身繕いの様なしぐさをして大分元気を取り戻したようだ、暫くして羽を震わせて飛び立っていった。

 小さな虫にも5分の魂が有り、大きな生命がある、この羽虫の寿命は知らないが、生命が尽きるまで強く生きて欲しいと願った、小さな虫の命を助けた、何となく明るい一日を過ごせた。

 それにしても9人の人の命を短時日に奪い、平然としている人間、どんな神経をしているのだろう、小さな虫を助けて喜ぶ人間、世の中色々な人がいる、人の命を奪う事を快楽にする、こんな悲惨な事件2度と起きて欲しくない。

 
水面に浮かびピクリとも動かない、溺れてしまったと思っていた
 

暫くして見たら手足が動いた、未だ生命が残っている、日当たりがいい流しの淵に助け上げた,動く事も出来ない程弱っていた

 
淵からずり落ちてしまうのを手助けして、日当たりの良い所へ助け上げる
 
暫くすると体も羽も乾き、大分元気になった
 
 
手足を盛んに動かし、毛繕ろいのような仕草、2~3分後には羽を震わせて飛び去った、良かった 命を吹き返した、上空にはブルーインパルスの曲技飛行が行われていた