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老いて楽しく

余生を楽しむ

偽坊主

2019-04-22 09:59:37 | 日記
定年後こんないい職場があった
 

20数年前定年退職して、まだ家に引っ込んで居ては人間衰えてしまうと、何か活動したいと、人材派遣センター へ登録した。
暫くしてセンターから呼び出しがあり、お寺勤務をしないかと就職斡旋があり、今迄の自分が就いていた職業とは全く異次元の世界。

お寺の仕事とはどんな形の仕事なのか、訳が分からず不安だったが、当たって砕けろ的性格、人材センターの職員2人に付き添われ、市内のお寺へ面接に行った。

住職と執事が面接してくれ話し合った結果、きりの良い4月1日から勤務してくれと、採用が即断された。
帰りセンターの人の話で「免状書き」の免許を持った人でないと採用しないのが、免許なしで採用してくれたのは異例と言われた。

小生毛筆の免許など持っていない、「般若心経」を70枚ほど書いただけだ、勤務が始まった後どんな仕事が待っているのか、不安が募った、何が有っても当たって砕けろ的考えで勤務した。

勤務内容は、住職は日曜日以外は居ない、執事ほか4人の職員が、毎日3人体制で勤務、ローテーションが組まれていて、週5日勤務 時には4日勤務の週がある、主な仕事は春 秋お彼岸の時に所沢聖地霊園へ、塔婆を2,600本くらい収める、これを職員4人が手分けして書く、ベテラン2人が800本くらい、新人2人が500本くらい書く、それ以外は毎週日曜日に住職が来て、12時と2時の2回護摩供養を遣る。
正月は大晦日から元日の初詣客に護摩札、お守りその他に名前を毛筆で書き、3ヶ日は多忙を極める

それ以外の日は、朝9時開門夕方4時閉門、7時間勤務、参拝する人もまばら、毎日遣る事もなく、売店の店番や、参拝者の御朱印帳書き、空いた時間は字の練習、全くのんきな勤務だ。

作務衣を着て境内を歩いていると、年配の女性に手お合わされ、坊さんと間違えられ、相談を持ち掛けられることがある、嫁舅の確執などが多いが、自分の人生の体験や聞いたことなど参考に話をする、その時絶対してはいけない事がある、こうしなさいと断定的に言うことだ、こうしたら如何でしょうかとぼやかすことが肝要。
 断定的に言うと、実行したけど上手くいかなかったと苦情を受ける事がある、修行を積んだ坊さんではないので、語尾をぼやかすことがある、だが言われた通り私が折れたら、嫁も心を開いてくれ、今は仲良くやっていると、手を合わされること何回も、よかったーと思う、何か坊さんの域に達したような錯覚に陥る、だが修業を積んだ坊さんの域になど決して行かない。

   給与15万円、年2回同額の賞与、日曜日の護摩焚きで収入が多いと住職から小遣いが貰える、通勤定期券が交付され、お昼は社員食堂で好きなものが無料で食べられた、お寺で酒の献上が多く、閉門後般若湯一杯やって帰ろうと茶碗酒を飲み帰宅、時には執事が「〇子」や「〇〇亭」で食事をさせてくれる、野球場のボックス席でビール付き観戦等、極楽の様なアルバイトだった。 長く勤務したかったが家内が大病を患い辞めざるを得なくなった、仏に関して自分も勉強し、多くを教わり得難い職場だった、老後他人と争いも起こさず、丸く穏やかに送れる人生を学んだ。

 

 
境内鐘楼脇 作務衣を着た偽坊主
 
境内には由緒ある重文 国宝級の建造物が点在するその一つ羅漢堂、青銅製の灯篭には三つ葉葵の紋章が有る
 
青銅製の三つ葉葵の紋章入り灯篭、江戸時代芝増上寺へ各大名が献上した時は、金箔で金色輝く豪華なものだった、その灯篭が多数羅漢堂前に飾られている、増上寺から移設当時はまだ金箔が残っていた、夜な夜な金箔を剥がしに来る泥棒除けにコンクリート柱を張り巡らした、だが金箔は殆ど剥ぎ取られ僅かに痕跡を残すのみ、この羅漢堂敷地内は誰も入れない、年間を通しても鍵を開けることはない。
当寺に勤務した特権で、執事に鍵を開けて貰い、内部を撮影できた
 
境内には二つの多宝塔があり、いずれも重文級建造物、他にも国宝の門 重文級の建造物がいくつもある
 
隣接して遊園地があり、遊具の一つUFOで高台にありアームが伸び展望台が360度回転して、多摩湖 狭山湖周辺を一望できる、作務衣を着ていくと同業と見做されどの施設も顔パスで乗れた、今は閉鎖され各施設解体された
 

写真展

2019-04-14 10:19:51 | 日記
井の中の蛙 周囲の変化に驚く
 
先日は2つの行事が重なり、旧友の写真展の方へ行った、この写真展は東京都退職校長会の写真クラブ主催、毎年春秋2回開催され、7年ほど前から招待状が来るようになった。

この写真展には同級生数人とその友達が集まる、友の受付時間が終わると、新宿か中野駅周辺で軽く一杯飲んで旧交を温めて解散するのが恒例。

今回は小生がふとした病に侵され、夕方医者の診察を控え、一通り写真を見て帰る事にしていた。
旧友は病気が大事、来なくていいと言うが、数年続けた年2回の行事、そうでなくても欠けていく友、淋しくなる一方で、ここで休んでは途切れてしまうと鑑賞に行った。
何時もの友達もその時間に集まり、写真を見て帰ったので今回親睦会はお預け、後日暇が出来た時を約して解散。

何時も中野駅南口を下りて、線路沿いに有るゼロホールへ一直線に会場へ行き写真鑑賞、終わって駅周辺で一杯飲んで帰るため、中野駅周辺は全く知らなかった、先日は少し時間が有ったので、北口へ出てみた、駅前からアーケード付きの商店街が数百メートル続き平日でも大変な賑わい、駅周辺は大きなビルが林立、気が付かぬ間に大きく変貌していた。
 
駅北側から南側のビル群を見る
 
中野駅北口改札から真っ直ぐに伸びるアーケード付き商店街、平日でもこの人波
 
中野駅開業130周年記念の垂れ幕が多くかかっている、奇しくもこの日は、明治22年4月11日中央線「新宿―立川」間開通記念日だった。
本来新宿―八王子間開通を目指していたが、多摩川鉄橋工事に日時を費やすので、立川まで暫定開業した
 
各種商店が軒を連ね、独自性のある商品で客を呼ぶ、人気のあるカレーパン屋、女性お気に入りパン屋か
 

それぞれ違った味のカレーパンの様だ、旨そうな色合い、飛ぶように売れていた

 
東京都退職校長会写真クラブ展示会、今回83回目年2回開催でも40年以上の歴史、それぞれ力作が並び努力が窺われる
 

羅漢さんは楽しい

2019-04-08 11:13:06 | 日記
自分に似た羅漢さん
 

寺院 仏閣や聖地 霊山の参道などに、五百羅漢像をよく見かける、この五百羅漢の中に、自分に似た羅漢さんが必ず居ると言われる。

川越の喜多院境内に茶店があり、この裏に五百羅漢が鎮座する一角がある、この羅漢像拝観は有料で、茶店へ入場料を払って入場、一か所に纏めて配置されているので、余り歩かず短時間ですべての羅漢さんに会える。

この羅漢像の中に、自分に似た羅漢さんを4体見つけた、自分と親しい旧友に似た羅漢さんも2体見つけた、羅漢さんもよく見て歩くと、とても微笑ましい、呵々大笑する 心広く穏やかな笑みを浮かべる 怒りを爆発せさせ怒気満面 失敗して平身低頭する 各表情豊かな羅漢さんを見ていると飽きない。 

 
よき旧友小生の云う事をよく聞いてくれ、理解をしてくれる、メールやSNS等良くやり取りして、何でも話し合える友。
 
明治座観劇や西武球場で野球を楽しんだり、友の近くの駅周辺や小生の近くの所沢などで、時々酌み交わす、お互い酒は嫌いではないので、飲む話は直ぐ纏まる。
 
他人との約束を失念、イヤー済まない々々と頭に手を遣り、ひたすらあやまる、先方も年を取っているからと広い心で許してくれる。
 
あとはひたすら悔悟と反省、これからは忘れまいと心がけるが? 記憶力 思考力が減退してきたので、改善するとは思えない。
 
年を取ったら心広く、少々の事には腹を立てず、人の話をよく聞き、人との交流を多くして、笑顔を絶やさず他人と柔和に優しく接していきたいと思う。
 

新元号 平安な年代でありますよう

2019-04-03 15:03:02 | 日記
三時代を生きる
 

昭和 平成 令和の三時代を生きる事になった。

昭和10年代太平洋戦争勃発前、武器製造の為家庭に有る、あらゆる金属の供出、戦前 戦中の衣食の配給制、生活も逼迫していた、終戦前になると全国都市が、B29による空爆で焼け野原、学童疎開で親元を離れ淋しく辛い生活を強いられ、戦後の衣食住の不足、大インフレで混乱を極めた。
 
昭和初期に生まれた我々年代は小学生だった、生活困窮、空襲による死の恐怖を体験、戦後の混乱期そんな時代も過ぎ、朝鮮動乱を機に復興が始まり、産業戦士と煽てられ、月100時間の残業はざら、過労死なんて言葉はなく、がむしゃらに働いた、そんな事が功を奏したか、昭和も後半になると生活も豊かになり、平和を享受した。

平成時代は天変地異 大きな地震が何回も起き、強烈な台風 集中豪雨 大洪水 土砂災害等大きな自然災害が起きた、勤勉な日本人は難事に立ち向かい、コツコツと復興に励み大きな成果を上げている。

福島第一原発事故は、完全廃炉には数十年を要するという、自然災害による被害とは言うが、人災である、大きな禍根を平成時代に残した、原発は全て廃炉にすべきである。

 

昭和の太平洋戦争、平成の原発事故はその時代に特筆されるべき事である。
あと一か月足らずで新元号になる、無事平穏に暮らせる年号であってほしい。

 

川越 新河岸河畔花見

2019-03-31 15:40:42 | 日記
川越を楽しむ
 

健康保持と親睦を図る「ウオーキングの会」が、3月27日、皇居北の丸公園から武道館 靖国神社、 昭和記念館見学のコースを企画した、参加予定だったが、今から10年程前右足親指を痛め、数日後痛みが無くなったので、整形外科へも行かず放置して、怪我をした事も忘れていた、昨年暮れ頃から痛み出した、古傷が復活したようだ、やはり治療はきちっとやっておくべきと反省、長距離は痛みが出るので欠席した。

「和みの会」が3月29日、川越の新河岸河畔の花見を計画した、これも不参加のつもりでいたが、歩く距離は短く食事と歓談を楽しむ会なので参加しないかと誘いがあった、歩く距離が少なければと参加した。

蔵の街のウインドショッピング、会話を楽しみながら、氷川神社で休憩、木製では日本一大きい鳥居をあとに、新河岸河畔のほぼ満開の桜見物、川には箱舟を浮かべて水面(みなも)から桜見物する人もいる、なかなか風情がある。

帰途、喜多院参道にある蕎麦処「寿庵」で蕎麦懐石で乾杯、歓談を楽しむ、喜多院を参拝して、本川越駅近くの蔵里(くらり)でお土産を買う人、きき酒を楽しむ人、ここで解散した、歩いた歩数は、12000歩ほどになったが、のんびりゆっくり歩いたせいか、痛みが出なくてよかった。

冗談も飛び交い、会話も弾みとても楽しい一日だった。

 
蔵造り街の中でも一番大きな鬼瓦
 
ほぼ満開の新河岸河畔の桜
 
水面から優雅に花見、違った目線から見ると一味違うか
 
何はともあれ花見にはこれ
 
3段重ねの蕎麦に3色の具 天ぷら 薩摩芋アイスクリーム付き
 

きき酒を遣って来たのか? 蔵里のきき酒コーナー

 

アポ電下調べ?

2019-03-27 14:58:48 | 日記
同じアンケートが2日間に4回
 
一昨日選挙に関する同じアンケートが2つあり、昨日も全く同じ質問が2つあった。

調査している所の名は全く云わず、何処がどういう目的で調査しているのか分からず、録音で同じ音声が流れてくる、最後には単なる間違いとは思えなくなる。

最近流行りの「アポ電詐欺」かと思ってしまう、今は電話番号が分かれば、住所氏名 勤務先までわかってしまう、それが証拠には、振り込め 還付金 カード切り替え詐欺電話は年寄りの女性をターゲットにしている、そんな情報が詐欺師の間に出回っている証拠だ。

選挙アンケートにかこつけて、情報収集をしているのかと疑られても仕方ない、2日間に出所不明の同じアンケート4回もあると、尋常ではないと思う。

新聞社 政府機関その他れっきとした所のアンケートならば、こんなミスはしないだろう。
 

アンケート調査

2019-03-25 14:46:33 | 日記
調査数値に狂いも
 
厚労省の「毎月勤労調査」に不正があったとして、国会で審議されている。

昨日我が家に、4月初旬に行われる選挙に就いて、アンケート調査があった、それはコンピューターで無作為に抽出した電話番号で、当方の住所 氏名 職業は一切分からず、個人情報は完全に保護されていると前置きがあった。

人の肉声による質問ではなく、完全に録音された音声が流れてくる、支持する政党名に番号があり、電話機の番号ボタンを押して回答、そして次の質問になる、皆さまも匿名アンケートの経験もあると思うので、説明は省略して、最後に年齢 性別を答え、10項目程だったか、2分少々で終わった。

そして・・・数時間後また匿名アンケート調査の電話があり、
1日に2回も珍しい事があるものだと思って、電話の内容を聞いた、何項目かを聞いた時点で、前回質問と内容が同じ、ふと不正統計調査を思い出し、同一人物に2回の調査、小生一人に2重ミスなら、結果数字に大きな狂いはないだろうが、大勢の人に同じミスがあったとしたら、結果数値に狂いが生じるのではないかと思った、録音音声が流れてくるのだから、こちらの言葉は通じない、途中で電話を切った。

統計調査にしても、アンケート調査にしても、不正やミスの無い様に慎重にして然るべきだと感じた。
 
人間だものミスも仕方ないか、とは言えない

梅に鶯

2019-03-20 14:26:56 | 日記
30数年来初めてのチャンス
 

我が家の庭に樹齢35年以上の梅の木がある、普通なら2m以上の高さに成長しているだろう、毎年成長する木を剪定するには脚立を使わないと出来ない、年を取った今脚立に昇って刈込みなど危険が伴う、誤って落下怪我でもすれば「年寄りの冷や水」と世間の物笑いになる。

現実に我が家の近くの人が、1、3m程の物置に上って植木の刈込中、足を踏み外し頭から落下、防衛医大に担ぎ込まれたが、一週間程で死亡した例がある、やはり年を取ったら危険は避けるべきだ。

我が家の梅は上に伸びないように刈込み、高さは1,5m程それでも毎年花を咲かせ、僅かでも実をつける、そんな梅の木の花の時期、実をつける時期、葉が茂った時期それぞれに、色々な小鳥が立ち寄ってくれる、花の時期に鶯が来たのも何回か見ているが、写真を写す機会がなかった、蜜を吸うのか虫を啄むのか、あまり長い時間滞在してくれない。

今朝 旧友にメールを書いている最中、目の前の梅の木に鶯が来た、手元にカメラもありチャンス、ガラス越しに数ショット何枚か撮れた、残念ながら短い時間しか滞在してくれず飛び去った。

 
木は小さいが樹齢35年以上経ている
 
春を告げる梅の花
 
時期が来ると木は小さいが実をつけてくれる(昨年の写真)
 
丁度梅酒をつけるくらいの収穫(昨年の写真)
 
友人にメールを書いている最中、目の前に鶯が来た、手元にカメラがありシャッターを切った、動きが激しくなかなか撮れない、鶯と目が合った
 
 
滅多にない幸運なチャンスだった、
 

生真面目過ぎる人

2019-03-14 11:26:39 | 日記
お堅い人その1
 
紙の上に正方形を書いてその範囲から一歩もはみ出せない、馬鹿真面目と言うのか、融通が利かないと云うのか、そんな性格の人を偶に見かける。
法的に何の拘束力もないルールが一杯存在する、
例えば、車道左側を歩いてその反対側に目的の店がある、だが人は横断歩道か信号のある所を渡れというルールがある、それに従えば、ずっと先の信号のある所まで歩き、又戻って来なければならない、時間と労力の無駄だ、殆どの人が車の途切れた時に道路を横断するだろう。

我が家の近くに西友がある、4ヶ所の入口は全て2重扉になっていて、最初の扉は自動で開く、2つ目の扉は手動で取っ手に「引く」と表示されている、だが押しても開く自在扉、引いて開けると扉の分だけ体をずらさなければならない、押して入れば直進できる、自分では何時も押して入っている。

昨日西友へ行き、扉を押して開け、後ろに夫婦がいたので、扉を抑え入れるようにしていた、そしてその旦那の発した言葉「この扉は引いてはいる扉だ、押して入った扉は入れん」自分では親切心で扉を抑えていたのだが、その言葉を聞いてびっくり仰天、慌てて扉を閉めた。

今は死語になったかも知れないが「石部金吉」という言葉がある、コンコチで全く融通の利かない人の事を云う、真面目過ぎて生き憎い人生と思うが、その人にすれば、全てまっとうに生きる喜びを感じているのだろう。
 
お堅い人その2
我が家の最寄り駅近くに、交通量の多いスクランブル交差点がある、4方向から一斉に交差点に歩行者、自転車が行き交う、その歩道に「自転車は押して渡りましょう」と書いてある、安全を促す言葉で、法的には何の拘束力もない、100%とは言わないが、ほゞそれに近い数字の自転車が乗ったまま交差点を通過する、今迄にその交差点で、歩行者と自転車の事故は聞いたことがない。

先日比較的横断者が少ない時に、自転車に乗ったまま横断した時、反対方向から自転車を引いた爺さんに「此処は押して渡る交差点だ」すれ違いざま怒鳴られた。
それを宣伝したいなら、交差点に立ち、体の前後にプラカードに自転車は押して渡りましょうと書いて、スピーカーで呼びかけると良い、一人の人間をターゲットにして怒鳴って何の効果があるのか、その人から反発を買うだけだ、いい年をしてその事も思い浮かばないのか。

引くという文字に拘る人、交差点を自転車は押して渡れと云う人、真面目過ぎて世間を狭くしなければいいが。

小生のその点は全く無頓着、法律は侵さないが、ルールは侵すことが多い、余り生真面目に生きるよりも、少々冒険した方が人生面白いと思う。
 
相田 みつおの言葉より、自分のうしろ姿を見る事も必要
 

終活ー1

2019-03-10 15:37:35 | 日記
その事を真剣に考える年になったか
 
我が家の最寄り駅近くに、葬祭チエーン店が出来て、7日~11日までオープン記念契約会が催された、個人情報保護も何のその、1月頃から営業マンが数人内覧会案内を勧誘に来る、当然会員契約すれば自分の成績になるのだろう。

個人情報保護も丸裸になって各業界に出回っているのだろう、建墓の勧誘 葬式の会員勧誘、よく電話が掛かってくる、この野郎ども俺の死ぬのを待っているのかと怒鳴りたくもなる、だが皆その会社の利益の為努力しているのだろう。

その葬祭社の内覧会を見学した、新しいしよく整った設備、こんな所で葬儀もいいかなと、説明を聞いて思ってしまう。

だが有力な情報で さ〇〇〇礼と東〇〇〇〇ニーの葬儀社は高いと教えられ、そんな高い所と同等の葬儀を半額近い金額でやってくれる所が一杯在りそう、葬儀社も選ばなくては大金が掛かってしまう、他の葬儀社を調べてみよう、死後の配慮も容易ではない。

由緒あるお寺に墓地があり、昨年家内が石材店へ依頼、自費で墓を作った、墓地へ魂を入れると云うのかよく知らないが、住職が新しい墓石の供養を遣った、自分では未だにどんな墓石か、写真だけは見たが現物は見ていない、家内が作った墓もあり、行き先も決まっている。
あの世へ旅立っていくのだから、葬儀に見栄を張らなくてもいい、そんな華美な事はいらない、極く近親者でつつましく、心から哀悼の意を表してくれればいい、お坊さんに引導を渡され、極楽浄土へ行ければいいのだから。
 
この会社の営業組織はどうなっているか知らないが、1月から4~5人営業マンが来た
 
内覧会に行き館内を案内された、大勢の年配者で館内熱気むんむん
 
36万円の祭壇 実際の葬儀になれば、親類などの盛花が添えられ、もう少し華やかになるだろう、
 
上記の倍72万円の祭壇 上の写真に比し豪華になる 左の骨壺サンプルは実際には献花など祭壇になるのだろう
 
絹の豪華な帷子 装飾されたお棺、直ぐに灰になってしまうのに、こんな豪華さ無駄かなと考えてしまう
 
お通夜で泊って呉れる人の設備も充実
 
会員確保の相談会各テーブル満杯 自分の葬儀を考える年配者と、営業成績を上げる相談員と丁々発止
 
帰りにはお土産を渡された

この葬祭社の内覧会で感じた事は、自分の死出の旅路につくのに、豪華な祭壇 豪華な式典そんなものは必要ない、年を取り人に迷惑をかけずひっそり生きて来た人生、心通った知人 身内の少数の人が心の籠った気持ちで送ってくれれば一番良い葬送だ。

因みに葬儀費用が150万円~180万円 お清めの飲食、お寺へお経料 戒名料、我が家は親兄弟皆戒名に院号がついているので、戒名料だけでも100万円を超す、お経料を含めると100数十万円多額の費用が掛かる、死出の旅立ち質素でいい、