20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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マイナンバー保険証

2023年03月31日 | Weblog
                         

ウエッジウッドの「木蓮の花瓶」

明日、4月から、保険証は、マイナンバー保険証になるとかで、国も2万円のマイナポイントをつけるからと、せっせと推し進めています。

うちがお世話になっている、かかりつけのクリニックも、神保町の漢方内科の「こころとからだの元気プラザ」からも、
「これまでの保険証で大丈夫です」と、言われています。

やはり保険証がさまざまなものと紐づかれることには、不安があります。
それ一枚で「身分証明書」になると、今後、いろいろ便利になるとは言われていますが。

デジタル庁のサイトを見ると「マイナンバーの内容が他人に漏れる心配はありません」と、書いてあります。さらに、「個人情報を知るのは、行政機関の人たちだけです」と。

でも60億円もの強盗を働いた、フィリピンの強盗たちが、もっていた段ボールいっぱいの個人情報は、ほとんどが、行政機関の人たちから、違法に買ったものだと言われています。

そこが不安で、うちはマイナ保険証の申請をしていません。
夫が、
「保険証だから、財布に入れて持ち歩くわけだし、もし紛失したら、そこに埋められているICチップから、個人情報は流れないか、など・・。不安要素の動向をしばらく見てからでないと不安。・・作らないと仕方ないようなら、ギリギリに申し込めばいいよ」と。

何も考えず、国を信用するということへの不安が大きいのです。
近頃の日本は、とみに・・・。
安倍政権が悪いと思っていたら、今の総理は穏やかそうな顔をして、もっと悪い。

史上最大の軍事費をアメリカのために予算を通したり・・。
日米地位協定があるため、世界中でもこれだけの軍事費予算化したのは、日本だけです。

トランプが大統領だった時代、日本へ「軍事費をもっと増やせ。守ってやっているんだから」と、当時の安倍をせっついていたのを、今回の岸田内閣はちゃんと引き継ぎ、大軍備予算化を行ったのです。
トランプ元大統領時代から、日本は「ジャイアンに睨まれた、のび太くん」のような存在です。アメリカの奴隷のような存在です。

アメリカにとって、こんな存在は世界を見回しても、日本だけです。
いつまでも、こんなアメリカのポチのような国であり続けるのではなく、日米地位協定を撤廃し、東京外語大の伊勢崎教授がいうように、国防のために、日本を緩衝国家にし、生き延びるために非武装化する。
軍事的には中国や北朝鮮を刺激しないで東西両陣営のはざまにある緩衝国家としてのアイデンティティを確立し、それを内外に誇示する。そのことが国防の要になる・・・。

アメリカのいいなりになって、軍備費を増大して自らも戦うようなポーズをとるのではなく、こうした戦わずして、国を守ることもできるはずです。

また、異次元の少子化政策といいながら、莫大な軍事費があるので、財源がありません。国民の社会保険料を値上げし、国民に負担を強いてそこから異次元の少子化政策なるものに当てていくらしいです。

それがどこから出た財源なのかも考えもせず、「わ〜い、少子化政策で、飴やいろいろを国からもらった」と、内閣への支持率が上がり始めていると言うのですからびっくりです。
きちんと考えれば、国民は、巡り巡って自分の税金などで召し取られたお金が、そこに回っているだけなのに、気づかないで、もらったことだけを評価するのです。

ああ、日本人って、私より能天気で、論理性のない人の多いこと。
目先の餌にだけつられ、それがどこから来ているかなど考えもせず・・・。

いずれ、徴兵制だって敷かれるようになっても、「だって中国や北朝鮮に攻められたら、アメリカに守ってもらっているだけじゃなくて、日本も戦わなくちゃだし」と、孫や子どもたちを戦場に行かせるのでしょうね。その瞬間、イメージするのはウクライナです 。

国は、マイナンバーで国民を把握しているのですから動員をかけやすいです。

いえ、もしかしたら、そこで、やっと立ち止まって、考える人が出てくるかもしれません。

こんな国だから、私は自分でとことん勉強して、自分が納得できたらやる。自分の身は自分で守るというスタンスです。ごまめの歯軋りかもしれませんが。

あの3・11のテレビに流れた映像。今でも脳裏に焼きついています。
その後の放射能の問題。今でも苦しめられている人たちがたくさんいます。
それなのに、エネルギーが足りないからと、日本中の至る所で、原発を推進しています。
この地震大国で。恐れもなく。

問題が本郷三丁目の歯科クリニック。
ここは、マイナ保険証の機械を導入し、4月からはマイナ保険証で受け付けるようです。

先生の腕もいいし、歯科衛生士の人も優しいし、本当は通いたいのですが、ふつーの保険証では、診察料も上がるそうです。

夫も、私も、医療費、3割負担です。

思案のしどころです(涙)。

普通の保険証だと、マイナ保険証対応の専用端末が導入されている医療機関では、さらに診察料がアップされるそうです。

専用端末を導入していない医療機関は、普通の保険証でも、これまで通りの診察料だそうです。

マイナンバー取得は任意と言われていました。
それが突然、2024年には紙の保険証は廃止し、マイナ保険証を義務化するに変わりました。何ら説明もなく、知らない間に、閣議決定です。

義務化の前に、メリット・デメリット。もしもの時の国の対応について、誠実に説明すべきだと思うのですが・・・。
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2 コメント

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Unknown (長田朱実)
2023-04-01 09:26:47
FBにコメントと思ってましたが、見当たらなくなったので、こちらに。
今のKはホントにひどい!マイナ保険証に関してはあきれるばかり。嘘つきですね。
ただ私はマイナ保険証は、いいものだと思います。複数の病院にかかっている人には服薬のミスがなくなるでしょうから。薬の組み合わせ、間違えると命とりですから。勤務先が変わり保険が変わる時も、マイナ保険証なら安心。今年私は派遣から契約社員への変更に伴い健康保険も変わりましたが、新しい保険証が来るまで3週間近くかかりましたから。
金融機関との紐付けも、どうせ知られている年金口座なので気になりません。
ただ、寝たきりの人や外出が大変な人の本人確認はどうやってするのか、疑問。紙の保険証を廃止するのは、無謀だと思います。
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Unknown (ジュンコ)
2023-04-01 09:52:02
長田さん、
まあ、こちらにコメント、嬉しいです。

マイナ保険証はおつくりになったのですね。医療機関同士の情報や、薬が重複しないかなどメリットもあると思います。ただ、調べれば調べるほど、いろいろなものに紐づかれている。金融機関はもちろん、様々な個人情報が。国はきっと、何かの時、情報をすぐに取れるようにしておきたいからこういうシステムにしたのだろうなとは思います。でもコロナの時だって、Atは全くできず、果たして今の国が、個人情報を、ITで管理できる能力を持っているとは、到底思えません。
それで、申請していません。「資格証明書」を貰えば、マイナ保険証の代わりになると言いますが「それもお金を取ろうか」とかいずれにしても診察料が資格証明書でも上がるので、一体、何を急いでいるのかしら?とうがった見方をしてしまいます。どうしようもならなくなったら、その時は、マイナ保険証を作る覚悟ではいます。こわいですけどね。
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