20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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花の内

2014年01月20日 | Weblog

           

 お正月のあとは、「松の内」「小つち」「小正月」「冬土用」などなど、お正月らしい言葉の並ぶ季節です。

 その中で、私がすきなのが「花の内」

 これは東方地方で「松の内」から月末にかけてを表す言葉として使われているようです。

 ↓は三越の広報より・・・。

 「花の内」とは、「小正月」にあたる15日から末日までを呼ぶ。東北地方では、元日から7日までが「大正月」「男正月」と呼ばれるのに対し、小正月は「女正月(めしょうがつ)」または木の枝に餅や団子を刺して豊作祈願することから「花正月」とも呼ばれ、稲の予祝を行うので稲の花にかけて「花の内」という説があるという。忙しい年賀行事が一段落するこの時期、年末年始と忙しく立ち働いた女性をねぎらう風習に倣い、女性だけの集いを開いてこだわりグルメで新年を祝う、または未知のモノやことにチャレンジするなど「新年の集いを新しいカタチで楽しむ」を提案する。

 

 昨日三越にいったら、この花の内という言葉に着眼し、お花をモチーフにしたスイーツやお料理などが季節限定で並んでいました。

 雪深いきびしい冬。女性たちが集まって、つかの間忙しさから解放され、楽しいおしゃべりに興じながらおいしいものに舌鼓を打つ。

 ステキな風習です。

(写真は、餡の入った花びらの形をした和菓子。)

コメント
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