20階の窓辺から

児童文学作家 加藤純子のblog
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Be―子どもと本

2014年01月15日 | Weblog

            

 今夜はBe—子どもと本の研究会です。

 今月のテキストは乙一の『箱庭図書館』(集英社)です。

 ボツになった投稿者の作品を、乙一流にアレンジした短編集です。

 元の原稿はネットでみられます。

 その両方を比較し、人気作家乙一の「書き方」を学ぶ楽しさも、この本にはあります。

 またそもそもの発想が乙一そのものではないということから、乙一らしからぬ作品と思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 今回Beでは、あえて前者の視点から、乙一の物語の作り方について勉強しようということになりました。

 短編の一作、一作、投稿者の原稿と比較しながら読むと、乙一の乙一たる筆の力がくっきりと見えて来ます。

 読みながら、なんどこう呟いたでしょう。

「なるほど!」

 読者を惹きつける技と感性で、乙一が原文を見事にリライトしています。

 

 今夜はどんな意見が飛び交うでしょう。

コメント
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