太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

どこかで何かの真似を

2024-06-10 06:19:36 | 日記

 あなたの人生で一番輝いていたのは何時頃でしょうと問われたら。今ですと答えるのは気障過ぎる。幼稚園の年長の頃と言えば吉本的過ぎる。多分50代だろう。仕事の成果もある程度出せるようになり、定年までは暫く間があり未来もまだ何となく開けている。精神的にも肉体的にも落ち着く先に落ち着いて中年と呼ばれることに抵抗はなくなり、良く言えば人間的に余裕が出始めた頃だ。肉体的にはピークを過ぎても精神的には日々向上を続けるというのは理想だが悟りを開くお坊さんでもない限りそれは無理というもの。

小説を読んでいると実に様々な人生を見ることができる。勿論フィクションであるから全くの想像的人生と言えるかも知れないが著作の背景にはヒントとなる見聞きした人生がある筈。見たことがないものは想像できない。昔友人から火星人は何故蛸のような形をしているかと禅問答のような仕掛けをされた。答えは頭脳が発達していれば頭は大きいだろう(小顔美人などいない)、重力は地球の約1/3だから足は細くて良い。これから想像すると蛸のような形になる。これ以外の想像はできない。人間は見たことも無いものの形など描けないからと言われた。彼の言いたかったことは、君の想像や考えはオリジナルではない、借り物の産物であると言う喩えだ。箴言ではあるが深く反省した。人生で反省するも真似するも最も身近にある人生は親だろう。しかし両親は早く亡くなりその年を随分過ぎて生きてきた。参考となる身近な人生がない。周りにお年寄りが存在した生活の経験は無く今独自に開拓中である。何とか切り開いて道をつけたいものだが。



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