太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

やっぱりプロは避けるのも上手い

2023-06-26 07:12:54 | 日記

 昨日の市民講座では日本の「抑止力」についてだった。先ずは戦後の日本の安全保障の歴史レビューから入り本番は期待通り「核と抑止力」についてだった。まずは「反撃能力」は「専守防衛」から逸脱するか、答え否だった。この説明で質問を一つ用意。「相手国がアフリカや南米など遠い国だったらICBMが無いと反撃能力にならないのでは?」次が「核共有」について。アメリカの核抑止力を同盟国のために使用する「拡大抑止(extended deterrence)」。これは同盟国が核保有国になることを防ぎつつ安全保障を確保する意味だが日本の核共有については現時点では必要はなくどのような運用が望ましいか日米韓で話し合いを継続すべきとのこと。優等生の答え。抑止力とは、「相手に対してある行動をとることによって生じるコストが利益を上回るであろうと考えさせることによってその行動を思いとどまらせることである。相手にとってのコストを吊り上げる行動は全ての抑止力の一部となる。」難しく言っているだけであまり意味はないように思う。中東であるような宗教や思想にもとづく戦争には適応できないだろう。講師は歴代内閣に(特に安倍さん以来)気に入られており時々過激な片鱗は窺えたが田舎の高齢者が聴講生となると無難な説明に終始した。Q&Aでやっぱりプロはビンボール(危険球)を投げても上手くかわす。質問者全員あまりに球が緩いから当たり前のことか。因みに非核三原則について質問しようと思っていたが肩の調子が悪く投げなかった。投げても当たらなかっただろう。やっぱりロシアのウクライナ侵攻については説明の曖昧さが目立った。悩めるロシア歴史学者同用政権よりの国際政治学者ははっきり物が言えないのだろう。ウクライナでなく北方領土が戦禍を免れたのは安倍さんの対話があったからと言われたのは?意味分らん。



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