太陽光発電シニア

太陽光発電一筋、40年をはるかに過ぎたが何時までも興味のつきない厄介なものに関わってしまった。

ストロベリームーンが見えますか

2020-06-06 08:06:04 | 社会観察

昨夜は満月、ストロベリームーン、何ともロマンチックな名前である。薄雲がかかっていたが月はハッキリ見えた。しかし赤くはない。Wikiによるとアメリカの先住民は毎月の満月に呼び名をつけていて6月は野イチゴの収穫期にあたりこの名がついたとのこと。ストロベリームーンの日、拉致被害者横田めぐみさんのお父さんが亡くなられた。親としては何とも無念な半生だったろう。一人の父親として斟酌できる相手側の事情など一切ない極悪な国家犯罪である。非道と言われようとどんな手を使ってでも取り返したいのが親の気持ちだろう。TVで拝見する限り最後まで紳士的な方だった。日本は核・ミサイルの脅威の時はアメリカを差し置いて物が言えなかったのだろうが昨今の米朝の関係は一時ほどではない。日本がアメリカに先んじて拉致交渉する最大のチャンスだっただろう。なのに何故状況は一切変わらないのか。威勢の良い掛け声はあったが拉致問題は一切進展しなかった。

政権の最優先課題は拉致問題の解決であると何度もブログに書いた。経済支援とのバーターでも良いではないか。まずは被害者全員の帰国を促し、その後のことは同盟国で協力すれば何とかなるし打つべき手もあるだろう。拉致被害者の親は老齢である。今後同じことが続く。もし政治家諸氏が拉致被害者の親だったら1日たりともこの問題を忘れることはないだろう。同盟国への忖度もくそもない。めぐみさんは何処かでストロベリームーンを見て故郷の家族を思い出しているのだろうか。親の死が伝わっているかどうか分からないが海の両側で同じストロベリームーンは涙で滲んでいるに違いない。



コメントを投稿