津原泰水氏著 待ちきれなかった私の一番好きな作家さんです。
やや難解な文章は読み進めるごとに ある旋律を持って流れていることに気がつきます。慣れれば心地よく読みやすくなり 猟奇文学の匂いもしてワクワクします。姫野カオルコさんに通じる怖さ(彼女のミステリーもかなり怖い)もあります。とはいえかなりのマニアック度が高く読みにくいかもしれません。文章は文学しておりファンタジーとかとも違うので好き嫌いが表れると思います。
この短編集は好きな人向けかな。たまさか人形堂とか蘆屋家の崩壊から入れば入りやすいです。
自家製 生焼きそば麺をしっかり茹で スープは根昆布パウダー 煮豚の煮汁をブレンド 濃くせず薄めで作ります。
塩 醤油は控えめ インパクトを出すため一味 胡椒を隠し味に使い どんぶりに入れてからオリーブ油を小さじ一杯で出来上がり。
本来は動物性油脂を使うところですが 植物油で代用します。
仕上げに入れるのは 使う量を最小限にしたいのと 鍋の洗いがラクだから。油汚れはどんぶりだけで済みます。
焼きそば麺は透き通ったものを使います。
鰻の半助は出しがよく出ます。買って来たものは贅沢に切ってあって かなり鰻の身がついており鰻丼に使えるくらいです。
炊き合わせる野菜は ゴボウ 人参 カリフラワー 冬瓜 ベビーコーンです。山椒と七味も使います。でも半助はやはり豆腐と炊くのが一番美味しいですね。
このくらいの量がちょうどいいです。近頃流行りの熟成肉よりも美味しいです。どうも木曽路の社長の言ったセリフが耳をついて離れません。「こんな席でなんですけどうちの肉は上質ですから…」(だからバレないと思ったか?)確かにお客は誰も見破ってませんけど…
熟成肉とか牛一頭買いとか宣伝文句は色々ありますが美味しいものは自分の舌で判定しましょう。
ブランドで決めるのは愚かです。自分自身が美味しいと思うものを納得して選びましょう。ここのはお値段を聞けば驚くほど安価ですが、よほど美味しいと思います。
場所はミナトマチと地下鉄No.の間の地下店です。ヨドバシのうえのビール赤牛(わかるかなー?)は更に美味しいと思います。もっと美味しい牛肉ならそれなりのお店とお値段を出せばありますが それでも不味いものもありますし 最後は自分の舌が頼りです。
良いものいまいちなものなど色々食べていれば 美味しいものの質が判断できるようになると思います。ブランドにこだわっちゃダメだと思います。前出の社長の言い分は真実を語っています。美味しいお肉はブランド肉に関係なくあるのですよ、と私には聞こえました。
取りあえず有るものを炒めてみました。なんせ買い物するあとから後から腐っていくので頑張って食べております。野菜炒めではなく野菜痛めにならないように。 ナス トマト 白ゴーヤ 胡瓜 大蒜 ネギ セロリ牛肉の佃煮の皆さんです。
味付けは佃煮の塩気のみ。
ナスは投入したらすぐに水をすこしいれて蒸気をたて 油を封じるのがコツです。