僕僕先生を読んでいると今更ながら漢民族の恐ろしさを知ります。それは侵略と征服と殺戮の歴史に他ならない。国際問題で揉めている現代 充分参考になります。作者は中国留学までしているのでさぞかし 中国贔屓かと思ったら 中国の漢民族はあまりお好きじゃ無いようで 今の中国国内にいる少数民族にシンパシーがおありのようです。漢民族は千年も二千年も昔から 拡張主義と他民族(漢民族以外)追い出しと殺戮の歴史を繰り返し 体制が変わろうが 国がある限りその活動は変わることはありません。ここで学ぶべきはかの国とは話し合いとか理性でもなく ひたすらの防衛と攻められない外交が必要だということなのです。
甘いことを考えていたら 近いうちに国をとられます。私は主戦論者ではありませんが これは遠い未来ではありません。学校は中国史東洋史をしっかりと教えないといけないと切実に思います。
過去の歴史を学ぶということはこういうことだと思います。この小説はそんな意味を含んでいると私は思います。