ジローのヨーロッパ考

デンマークやドイツの農家に長期(?)滞在、体験したり感じたことを綴ります。

ドイツ(Germany 🇩🇪): save the bees

2019-02-14 18:36:46 | 日記
2019年2月14日(Thu.) コンビニや焼肉屋などの店舗内で、その店の社員や客などによる悪質なイタズラ(?)動画が作成され、それがSNSで流され物議を醸しています。 こんなニュースを見ていると、物事の善悪すら判断出来ない連中がいるようです、一部の人であると信じたいところですが・・・。 もっとも、政治の世界でも、あったことをなかったことにしたり、事実でないことを言い切る大嘘つきの首相がいたり、それに迎合する日和見主義者が大勢いる事実からすると、日本人の20%ぐらいは、救いようがない部類に属しているのかも知れません。 前述の不届きな連中などは、顔や名前も公開して社会的制裁も加えるべきでしょう。過失の場合は別として、故意にやってる加害者・犯人の人権を、過度に守る必要はないと思います。

一方で、水泳の池江選手(18)のコメントが新聞に掲載されていましたが、実にシッカリとした言葉で “大人” や “人間性” を感じさせるものでした。 どこかの閣僚とは雲泥の差があります。



さて、ドイツのバイエルン州では、“ミツバチを救え” の運動が展開されているようです。 ( ニュースソース: DWーDE 2月13日発 )

<原文の一部>
Germans in Bavaria rally to save the bees
バイエルン州のドイツ人が、ミツバチを救うために集まっています。

Activists in the German state of Bavaria are hoping for a referendum on preserving the diversity of species. Over 10 percent of Bavarian voters have signed a petition — the minimum needed to move to the next step.
(抜粋) バイエルン州の活動家たちは、生物多様性を維持することに関する住民投票を望んでいます。 バイエルン州の有権者の10%以上が嘆願書に署名しています。 これは、次のステップに入る最小限の必要な条件です。(一部、意訳)


‘Bee a hero'
A petition for a referendum on preserving the diversity of species — better known as the "save the bees" petition — has gathered the legally required 10 percent of all eligible voters in the southern German state of Bavaria, two days before the end of the official registration period. The petition is aiming to make amendments to the Bavarian Nature Conservation Act.
(抜粋)ハチはヒーロー: 生物多様性の保護に関する住民投票を求める嘆願書、これは “ミツバチを救え” として、より知られていますが、ドイツ南部のバイエルン州で、有権者の10%が要求して集まっています。 嘆願書の目的は、バイエルン州の自然保護条例を修正することにあります。


Protecting biodiversity
The referendum aims to permanently safeguard and develop the diversity of flora and fauna species, and conserve and improve their habitats in order to prevent further loss of biodiversity. The objective is make 20 percent of land bee-friendly by 2025 and 30 percent by 2030. It also calls for improved environmental education.
(抜粋) 生物多様性の保護: 住民投票の目的は、動植物の多様性に関する恒久的な保護や改善を求めることと、多様性を損なわない為の生息地の保護や改善を目指すものです。 目標としては、2025年までにハチに親和性のある土地を20%にすること、2030年までには30%にするものです。 また、環境教育を改善することも要求しています。

・・・(以下、転載略。 原文サイトはこちら ) ・・・

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ドイツは地方自治も発達していると考えられますので、こうした州単位での活動も盛んなのでしょう。 また、ミツバチを救えと言うことは、殺虫剤成分のネオニコチノイドの使用に関することなども含まれているかも知れません。この農薬によって、様々な受粉虫が絶滅の危機に瀕してしまっていることは既報です。

それにしても、住民や活動家たちによる抗議行動は、日本に比べて多いように感じます。 日本も、政治家や行政に頼っていると、とんでもない方向に行っていますので、直接行動も時には必要でしょう。 政治・行政が、まともな判断をしていると思ってしまうことは、大きな間違いです、安倍政権の現状を見る限りは・・・。

国会のやりとりで、参考人として呼ばれた人の説明拒否は、国民に対する最大の冒涜です。 フザケルナ‼️ です。

*** 下の写真は、記事内容とは関係ありません。



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