「サッカー文化フォーラム」夢追い人のブログ

1993年のJリーグ誕生で芽生えた日本の「サッカー文化」。映像・活字等で記録されている歴史を100年先まで繋ぎ伝えます。

年末年始もHDD化ざんまいでした。

2013年01月06日 20時09分46秒 | スポーツ

あけましておめでとうございます。今年もサッカー文化がにぎわうよう、いろいろと話題提供していきたいと思います。皆さんからの反応もお待ちしています。

年末年始は、高校サッカーに天皇杯決勝、そして今日は大学選手権決勝と、切れることなく楽しんでいますが、一方で手持ち映像ビデオのHDD取り込み作業も進めました。

12月中旬に400本通過とお知らせして、まだ、それほど経っていませんので500本にはなっていませんが、成人の日あたりまでには500本通過といきたいところです。

その中で珍しい映像のことを幾つかご報告したいと思います。

1982~1983シーズンのブンデスリーガ最終節、ベルダーブレーメンvsボーフムという試合がテレビ東京で放送され、その映像を取り込みました。

どうです。30年前の映像ですよ。まだまだきれいな映像ですので、ぜひ多くの方に見ていただきたいと思います。テレビ東京さんにはオリジナルが残っているのでしょうけど、我々のようなところが取り扱わなければ、もう日の目を見ることはないでしょう。

番組ホストはおなじみ金子勝彦さん、この日は、そのベルダーブレーメンでのシーズンを終えてオフの帰国となった奥寺さんもゲストにきていました。三菱ダイヤモンドサッカーの枠ではなく、1時間16分の映像ですので前後のCMを入れて1時間20分の枠だったのでしょう。

このシーズン、フレーメンは得失点差で惜しくも優勝を逃し2位だったそうですが、奥寺さんは全試合出場できたので、とても充実したいいシーズンだったと話していました。

つぎの話題は、1994年のJリーグ放送でのCMについてです。ご存知のように1993年と1994年の2シーズン、いまのスカパーになる前、CS放送はスポーツ・アイというチャンネル名でJリーグの全試合放送という快挙を成し遂げてくれたのです。

私が現在、膨大なサッカー情報を蓄積できたのは、この2シーズン全試合放送があったからこそといって過言でありません。

私の取り組みの最初の目標が、この2シーズン全試合放送をすべて収録することでしたから。

その全試合放送分の映像のHDD取り込みも、93年分はおおかた終わりました。放送では、前期のサントリーシリーズ、後期のニコスシリーズごとに全試合を通して同じCMを見ました。

どの試合にも同じCMが流れてきますので、いやでも目につきます。後期には結婚情報のOMMGのCMが流れましたが、正装した若い男女がタンゴを踊る内容です。

94年の前期に流れたのがコカ・コーラのCMなのですが、私はこの内容は禁じ手だと思っています。ラモス、武田、北澤といった面々のプレーシーンを絡めて「ゴーゴーヴェルディ、コカ・コーラ」とやる内容です。Jリーグのすべての試合を放送する前に、いやでもこのCMを見せつけられるわけです。

当代随一の人気チーム、ヴェルディのことですから、いろいろなCMにお呼びがかかった時期です。それはそれでいいのですが、この番組にそれを使うことは、やはり禁じ手を使ったと思わざるを得ません。別に規制があるわけでありませんから、いい悪いの問題ではないですが、だからと言って何をやってもいいというものではない、という意味で禁じ手を使ったと思うのです。

私は、このブログで何度も名門ヴェルディの凋落について触れてきました。そのこころは「驕れるものは久しからず、盛者必衰の理(ことわり)をあらはす」です。

このCMそのものはヴェルディの驕りでもなんでもありません。そういう意味では不幸な使われ方をしたというのが妥当かも知れませんし、それらも含めて驕りのイメージが増幅したかもしれないなと感じたCMでした。

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