QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

2局の8N3X

2005年03月18日 08時11分04秒 | 関ハム
4月2日から関ハムの記念局8N3Xが開局します。
この局は、移動しない局(固定局)と移動する局(移動局)の2局があります。
ですから、同じ周波数に8N3Xと8N3X/3が出ている事があると言う事です。

通常記念局などは、ほとんどが移動する局1局で運用することが多いのですが関ハムの記念局は、2局開局します。
それは、出来るだけ多くの人に運用していただく為に会場である池田市民文化開会に移動しない局を置いているからです。
この局は、通常土・日に運用を予定していますが場合によっては、平日も運用される事があります。
移動する局は、各支部持ち回りで8N3X/3で運用されます。

毎年のことですが、同じ周波数で同じコールの局(関ハムの記念局)が運用してる時、かならず「電波法違反だ、同じコールの局が同じ周波数に出ている事はありえない!」と言ってこられる人がいます。
このような事を言われた時は、「移動する局と移動しない局がありますので問題ありません、電波法には違反していません」と言うのですがなかなか納得してもらえません。
中には、直接JARL事務局にこの件を訴えられ、事務局が説明しても聞き入れてもらえず仕方なくJARL事務局が私に電話してこられ「恐れ入りますが、出来るだけ同じ周波数に関ハム記念局が出ないようにして頂きたいのですが・・・」と言われたことがあります。
理由は、紛らわしいと言う事らしいですが、移動する局は/3をつけていますので良く聞けばわかるはずです。

あまりにも、この件についてクレームがひどいので以前近畿総通に相談した事があります。
こちらの提案は、移動する局と移動しない局のコールサインを2つ頂けないでしょうかと言う提案でした。
もちろん、上記のクレームの解消の為です。
その時の総通の答えは、「田中さん、みなさんは、国家試験に合格され電波法を理解してアマチュア業務をされているのでしょ。移動する局と移動しない局を理解されない方が多いとい理由でそれはできません。それも、それを理解されていない方がおられる事自体ありえない。」と言う答えでした。
言われて見れば、当然の事です。

移動する局と移動しない局が同じコールサインであると言う事は、免許状も2つあると言う事です。
無線機も別々の無線機がそれぞれきちっとあると言う事です。
コールサインが同じでも、無線局は2つあります。

どうか、もし、これをご存知ない方がおられましたらこの事を教えてあげてください。

昨年と同じように、JARL事務局に訴えるとか、波の上で質問しないでください。
よろしくお願いします。

それと、よくクレームがあるのは「記念局のくせにへたくそなオペレートするな」と言うクレームです。
記念局は、いろんな人が運用できるようになっています。
この局の目的の1つにあまり運用できない方に運用する機会を持ってもらう事とニューカマー育成があります。
ですから、オペレートがうまく出来ない方が運用する事が多々あるわけです。
その時に、上記のようなクレームをつけられますと無線をこれからやろうと志す人の思いを打ち消してしまう事になります。
無線人口が減っていく中、自分達の手でアマチュア無線を滅ぼす行為になってしまいます。
これについても、よろしくお願いします。

それに、まだ有ります。
良く運用中になぜかオペレータの名前をしきりに聞いてくる人があります。
これは、何を目的に聞いてくるのか私には理解できません。
当然、オペレータは名前を告げることになっていますが、「さっき言ったのに、また聞いてくる」と言うことが多々あります少し聞いていればわかるのですから。

まぁ、思いつく事を書きました。