以前から進めてきた、京都ARISSのコンタクト3月26日午後7時41分、無事成功しました。
この京都ARISSは、NOP法人こどもサポートプロジェクトと京都七条中学校が中心になり行って来たものでこの機会を逃すと中学3年生は、特例を受けられず交信できなくなるところでした。
日程的には、きわどい3月26日でした。
ブログにも書いていますが、ここに来るまでさまざまな授業を行い、アマチュア無線についても良く理解して頂いたと思っています。
昨日は、18名の生徒(小学生2名含むそのうち1名は小学1年生)が、20問の質問をする予定でしたが、今回の宇宙飛行士は、今回の土井さんが乗ったシャトルでISSへ搭乗し、初めてのスクールコンタクトと言う事で20問の質問すべて答えてくれるか時間的に心配でした。
さて、時間が来てコントロールオペレーターが、NA1SS国際宇宙ステーションを呼び出します。
この時が、一番緊張が走る時で「NA1SS This is 8N3KRP」と呼びかけます。
ところが、何回呼びかけても応答がありません。
約2分間呼びかけましたが、国際宇宙ステーションのNA1SSから応答が無かったのです。
ISSを追尾するメンバーや無線機のセットアップするメンバーと不安から「ISSの追尾できてるか?、無線機の周波数確認した?」といろいろ応答のない原因を探り出しました。
そうこうしている時宇宙ステーションから応答があり一気に不安から解消され、感激がこみ上げてきました。
が、しかし今度は、20問の質問がすべてクリアーされるかどうか不安が出てきます。
また、途中で妨害電波がでたらと頭をよぎります。
でも、今回初めてのスクールコンタクトと言う宇宙飛行士、てきぱきとした英語で途中に笑いもいれながら、スムーズに質問に答えてくれました。
交信中は、追尾装置の画面を見ながらのこりの質問の数をカウントして、これはすべて行ける、たぶん時間が余ると判断していました。
コントロールオペレーターもARISSでは数をこなしているので、じぜんに何か質問考えているかと聞くと、やってるよと答えていたので、その質問もして無事コンタクトが終わりました。
はじめの2分間は、ちょっと心配しましたがこれが感動になります。
電波は、予想外なことが起こるから楽しいです。
ARISSは、何度やってもいいですね。
これで、日本で27回、関西では、11回目になります。
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