QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

第6回JARL社員総会その2

2017年06月28日 10時16分06秒 | アマチュア無線

その1では、JARLは、昔から全く変わっていないと書きましたが、なぜでしょう? 一時期、事務局移転やTSSなど業者の変更など大幅に変わりました。これは、その時の会長・副会長がJARLやアマチュア無線の事を考え理事会主導で運営が行われたものだと考えます。

ところが、今はどうでしょう。また以前のJARLに戻ってしまっています。それは、会長の交代によるものです。昔から理事会は、いつも2つに分かれていました。現在も同じです。改革派と保守派です。

改革派は、今後のJARLに危惧を抱いて大幅に運用方法を変えようとしている理事達、保守派は、同じく危惧はしているいが、事務局にすべてを任せ何もしない理事達です。現在は、保守派の理事が数の上で上回っているので事務局主導で物事が動いています。(表向きには、会長・理事会主導のように見えるようしています。)

この事務局が、JARLの目的のため行動を起こせば問題ないのですがそうではありません。通常、法人は、専務理事を中心にした事務局が、しっかりしていて物事が動くので総会などでもスムーズに事が進み短時間で終わります。たとえば、私が所属している社団法人でも国や自治体からの補助金が、削減され単年度赤字決算になりました。すぐさま、事務局が、それを解消するため知恵をしぼりどのようにすれば良いか現在進行中です。総会では、専務理事が、平に謝り必ず次は赤字を解消すると答弁しています。その方法は、その団体に合った予算組をすることです。事業の縮小や会員のサービスが、落ちることになります。それを、踏まえて謝っているのです。会長は、補助金の増額を国や自治体に働き掛けてゆくと答弁しています。これが、赤字になった団体の本来の姿です。

JARLは、どうでしょう?総会では、専務が予算削減について「もう大幅に削減するところが無い」と答弁しています。事務局が、危機感をもたず「もう削減することがないので、ゆるしてー」と言っているのです。事務局は、やる気がありません。

事務局は、やる気がない、会長や保守の理事は、事務局に任せっぱなし。これでは、数年でJARLは解散となります。

では、どうすればよいのでしょう?総会で社員が、いくら意見を言っても物事が動かなことはみなさんもうご承知でしょう。

その方法は、理事の一掃です。丁度その一掃のチャンスが今あります。それは、当時の会長に退任して頂くために作った「理事の定年制」です。保守派の理事は、この定年制があるとまずいと気づきワーキンググループと称して表向きいろいろ意見を出し合いその結果、理事の定年を撤廃すると結論を出すことにしています。撤廃の結論ありきなのは、ワーキンググループのメンバーを見れば誰でも理解できます。定年に引っかからないのはたった2人です。

この定年制撤廃を阻止できれば、次回の選挙では、大半の理事が入れ替わる事になります。すると今2分されている理事会に変化が起こり新しい理事会でJARLの運用が始まります。

これがうまく行かなければJARLは、変わりません。

私は、総会でそれを阻止するため定年制について社員に意見を聞くよう議長に要望しましたが、却下されました。

私は、定年制廃止反対の意見が多く出ればワーキンググループも廃止ありきで結果を出すことが困難と考えました。撤廃に賛成の社員は、私のようなことは考えず、「会長が2年で変わるのは、世間体が悪い。今の理事さんもよくやっている。年をとったからと言っていも元気だ。そんなことをするのはよくない。」と言った理由だと思います。

賛成が、多ければ仕方ないですが、まぁそんなものなんでしょう。

今のところ、保守派と事務局のほうが一枚上手です。

 

 

 

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第6回JARL社員総会その1

2017年06月27日 17時34分59秒 | アマチュア無線

6月25日にJARL社員総会があり出席してきました。今回総会で質問するための準備書面を出さなかったのは失敗でした。感想は、多々ありますが、私が質問した事のみについてここに書きたいと思います。

下記の報告にあるように4月28日に赤間総務副大臣に面会し要望書を提出してきました。これは、ある一定の条件の元、小・中学生にアマチュア無線の体験をしてもらい、興味を持ったこども達にアマチュア無線をしてもらうために特例を作ってほしいというものです。この特例ができれば、アマチュア無線のPRが、簡単にでき若い無線家が多く誕生しその後、JARLにも入会してもらうことをができるというものです。JARDにとっても受講者が増えるメリットがあります。

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4月28日、赤間総務副大臣に面会してきましたので報告いたします。

私と屋田さん、蛭子さん、東京から安田さんの4名で面会しました。

目的は、添付ファイルにあるように「アマチュア免許者の監視下で行う青少年のマチュア無線局の無線設備の操作を認める特例の拡大」の要望です。

赤間副大臣からは、「たいへん良い要望で前向きに検討したいが、JARLやJARDは、どのように考えているか知りたい、前回アリススクールコンタクトの
特例の時のパブリックコメントで多くのアマチュア無線家がたとえ小・中学生と言えども免許の無い者が電波を出すのは反対だと意見を頂いている。今回の特例で同じような意見が出るのは良くない。JARLやJARDが、この特例を要望しているなら多くのアマチュア無線家が要望していると言えるので、できればJARLとJARD連名でこの要望書を出してほしい。そうすることで、スムーズにこの要望に応えることが出来る。」とお話を頂きました。

JARDについては、平成25年に我々の要望と同じものを意見書としてを総務省に提出していることが安田さんから聞きました。またその時の意見書もお持ちいただき我々の要望書と一緒に提出しました。
また、今回の面会の件は、安田さんからJARDの坂本専務に伝わっておりJARDについては、要望を出す件は、問題ないとの事です。同じものをすでに本省に出しているのですから・・・。

問題は、JARLです。
今回の件を報告するために、その足でJARLの事務局に出向きました。
JARLの事務局には偶然にも会長がいて会長・専務のお二人に今回の件を報告し意見をもらいました。

JARLの意見は、二つ返事ではなく「検討する」この一点張りで話は前へ進みません。
専務曰く「オリンピックがらみで意見書を本省に出している。トップダウンで話が降りてくると問題が起きそう」と危惧されているようです。

とりあえず、JARL・JARD連名で要望書を出すように言ってきました。

その後、JARDへ行きましたが、多くの職員が今回の事を知っておられどうだったか逆に聞かれました。
坂本専務は、不在でしたが、安田さんから報告をして頂くことになっています。

今後ですが、JARDに要望書を制作して頂き、JARDからJARLに連名で要望書を出すように働きかけて頂くのが良いと思います。
雰囲気ですが、JARLはやっぱり動きません。

以上

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総会では、8月にイギリスで開催される、YOTA(Youngsters on The Air:若者の若者によるアマチュア無線啓発プログラム)についての質問があったのでそれに伴い、上記の件についてその後どうなったのか質問しました。返答は、「このような要望は、通る訳がないと本省の担当官が言っていた、だから要望は出さない。」でした。アリススクールコンタクトの時の特例と全く同じで、2002年の時も「関ハムで特例を使ってスクールコンタクトを行いたい、特例は、それまでにできるのでアリススクールコンタクトの記念局(この時は、臨時局の概念がありません。)を許可して頂きたい」と2月理事会に掛けましたが、却下。「理由は、こんな特例許可されない、許可されないものに理事会も、許可しない」でした。本来、アリスの臨時局は、全くJARLと関係ありませんが、JARLに筋を通すために提出したものです。

みなさん、もうお分かりだと思いますが、昔と全く変わっていないJARLが、そこにあります。また、4月28日以降に理事会がありましたが、そこでこの報告もありませんでした。会長と事務局でもみ消した様に見えます。ですから、理事は、全く知りません。たぶん総会で初めて知ったと思います。

その2では、全く変わらないJARLをどのように変えるかについて総会の報告で書きたいと思います。

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