QHQの独り言

アマチュア無線局JR3QHQが日々思う事を掲載します。

体験運用推進・ニューカマー支援委員会

2024年03月11日 10時48分03秒 | アマチュア無線

昨年、委員長を拝命した委員会の委員長所信です。現在まで3回委員会を開き2月理事会で委員会議案が可決されました。

内容は、下記にある「体験運用実施マニュアル」です。今月にもう1回委員会を開き4月には、JARLホームページに載せる予定です。

みなさんの体験運用実施の参考になれば幸いです。

その後、この所信基づき委員会を開き、アマチュア無線家を増やす為の一助になればと活動したいと思います。

 

         「体験運用推進・ニューカマー支援委員会」委員長所信

                     

(1)活動内容

 現在実施している体験局の運用実績に於いてアマチュア無線の運用体験を通して科学技術に興味を抱かせる効果が期待できると実感しています。

これは今回総務省が法改正により期待している内容に合致すると考えます。

関連団体とも連携の上全国的に展開し青少年らに科学技術への興味を育み将来的にアマチュア局の増加を促進させることを目的として、本委員会の意義は大きいと考えます。

また同時に開局したばかりの初心者や再開局などで最近の情勢に戸惑いを感じている方々を支援する為にも専門の委員会が必要と考えます。

 

(1) 各地で実施の体験局・体験運用を調査・研究し最適な実施マニュアルを作    成する

(2) 初心者・再開者向けに運用方法などの指導方法を立案する

(3) 青少年などに科学技術への啓蒙活動を行う

 

(2)委員の選出について

体験運用の問題点等の情報の共有し活用するために、体験局・体験運用の経験者を委員に選出することを考えています。

また、各エリア1名の委員の選出を考えています。したがって、委員は15名程度としたいと考えています。

なお、将来的に各エリアにおいて最低1名(理想は、支部に1名以上)の体験運用・ニューカマーアドバイザー(仮称)を、新設したい為、今後、選出された委員が、体験運用・ニューカマーアドバイザー(仮称)のなり手となる人材を各エリアで増やしていきたいと思います。

(3)体験運用実施マニュアルの作成

JARLが今年5月に公表したマニュアルは交信方法のみで、支部や登録クラブ・記念局で公開での体験運用を行うためのマニュアルがありませんでしたので、いろいろな状況下で(地元でのイベントにおいての体験運用・参加者を集めての体験運用等)どのようにすれば公開等での体験運用ができるかマニュアルを作成しそれをホームページに公開したいと思います。

記念局に求められている体験運用スケジュールなどのマニュアルも作成します。(体験局では、必要なものでした)また、実際に一般の人に体験運用をアマチュア無線家が行うにはアマチュア無線家もすぐに出来るものではないので体験運用を担う側のレクチャーが必要になると考えます。

そのレクチャーをどのようにすれば良いか委員会で決めたいと思います。

さらに、体験運用を呼ぶ側の注意事項もまとめたいと思います。

 

(4)初心者・再開者向けに運用方法などの指導法を立案

JARL本部・各地の支部・登録クラブ等で初心者・再開者向けのセミナーを実施していますが、その経験を共有して、初心者・再開者向けに運用方法などの指導法を立案します。

これは、1回限りでなく持続可能が良いと思います。

また、受講者については、それきりではなく支部等が今後のサポートを出来るようにしたいと思います。

具体的には、JARDとタイアップし体験運用を含むニューカマーセミナーを全国で開催出来るように考えています。過去において、東京・大阪でJARDとタイアップしすでに行っていますが、これを全国に広げます。

JARLのホームページにこれを見れば、初心者・再開者の疑問にすべて答えがでるようなページを設けPR活動を行いたいと思います。

 

(5)青少年などに科学技術への啓蒙活動を行う

学校クラブの復活を考えています。高ア連と共同で文科省等に要望書を提出できるか検討します。

子供の科学雑誌・子供新聞等にアマチュア無線のPR広告を掲載する。そのおり、QRコードを載せJARL HPに誘導する。

出来れば、記事も掲載する。

JARL HPは、子供たちがアマチュア無線を理解できるような子供向けページを設ける。

また、全国の体験運用の情報を集めて体験運用情報をJARL HPに設ける。

SNS等も活用する。