ウコンには、春ウコン(キョウオウ)、紫ウコン(ガジュツ)、秋ウコンが知られていますが、
カレーのルー等に使われている、いわゆるターメリックは、秋ウコンで、この秋ウコンに
多く含まれるクルクミンという成分が、肝臓の機能を高め、アルツハイマー等の痴呆症の
予防にも効果があると報告され、各国の医療機関で研究が進められているようです。
そのクルクミンが、秋ウコンの約20倍含まれると言われている、黄金ウコンの栽培に
昨年、初チャレンジでした。
収穫後は、勿論、それを加工して、自家製ターメリク作り。 その栽培&加工記録です。
【黄金ウコン 栽培編】
2015年5月6日(晴れ 最高気温25℃ 最低気温12℃ )【植付け】
エシャレット跡畝(区画3-D西)に、黄金ウコンを以下の手順で植えました。
1)20cmの溝を掘り、ぼかし肥を軽く播きます。
2)その上に5cm程土を被せ、ショウガを一列に30cm間隔で植付ます。
3)土を被せ、乾燥防止に稲藁を敷きます。
2015年6月14日(曇り 最高気温26℃ 最低気温22℃ )【発芽確認】
植付けから約1ヶ月後に漸く発芽しました。
その後、株元にぼかし肥を追肥し、夏の乾燥を防ぐために草マルチを被せます。
2015年11月22日(曇り 最高気温16℃ 最低気温10℃ )【収穫】
発芽から約5ヶ月、背丈は、1~1.5mになり、葉が少し黄ばんで来たので
株を掘り上げます。
【加工:自家製ターメリック作り編】
この根茎の皮をむいてスライスし、
天日で3~4日、乾燥させます。
カラカラに乾燥したものを、ミルで細かっく粉末状にしたら完成です。
これからの新年会のシーズン、肝臓の強い味方ができましたが、酒の飲みすぎは、
いずれにしても、禁物ですね。
また、ウコンに含まれる鉄分の副作用で、肝炎等、肝機能障害のある人の服用は、
逆効果になるという報告があり、過剰な摂り過ぎには注意が必要なようです。