映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『永遠のこどもたち』

2010年03月29日 | Weblog
よい

J・A・バヨナ 監督
ベレン・ルエダ、フェルナンド・カヨ、ロジェール・プリンセプ、ジェラルディン・チャップリン、マベル・リベラ、モンセラート・カルーヤ 出演

海辺に建つ古い孤児院で他の孤児たちと楽しく暮らしていた少女ラウラ。やがて彼女は里親に引き取られ、孤児院を後にする。30年後、医師である夫カルロスと7歳の息子シモンと共に、再びこの地に戻ってきたラウラ。彼女は閉鎖されていた孤児院を買取り、障害を持つ子どもたちのための施設として再建するため、開園準備を進めていた。そんな中、シモンがイマジナリー・フレンドを相手に楽しげに遊ぶようになり、かすかな不安を感じ始める。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=329774#1



ギレルモ・デル・トロが製作総指揮を執っているからか、印象が『パンズ・ラビリンス』と似ていた。あちらよりも映像美的に落ちるが、ストーリーの展開・雰囲気に共通する印象がある。

現代の話だと思うが、こどもがいなくなった割には警察の捜し方があまい。旦那もいいかげんで、霊媒師をよんできてまだ金を請求されたわけでもないのに追い出してしまう。

これは無理にホラーと考えたりせずに、死者の幻想世界とつながってしまった人間の話として観るとより楽しめるのではないか。


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