映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『エイプリルの七面鳥』

2010年04月09日 | Weblog


よい

ピーター・ヘッジズ 監督・脚本
ケイティ・ホームズ、パトリシア・クラークソン、オリヴァー・プラット、デレク・ルーク、アリソン・ピル、アリス・ドラモンド、ジョン・ギャラガー・Jr、ショーン・ヘイズ 出演

サンクス・ギビングのニューヨーク。アパートで恋人ボビーと暮らすエイプリルは、いつもの感謝祭とは違う特別な日を迎えようとしている。自由奔放な彼女は、典型的な中流家庭である家族を嫌い、中でも母ジョーイとは何かと衝突、やがて家を飛び出し現在に至っていた。

ストーリーはオールシネマより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=319631




これは名作であった。『レイチェルの結婚』と印象が似ているが、こちらのほうが製作は先。むこうは家族全員に問題があったが、こちらはおもに母と娘の物語になっている。

なぜ娘が仲のよくない家族を食事に招くのかもおいおいわかってくる。

すばらしいのは家族がニューヨークに向かう過程と、娘が料理を仕上げるまでをともにコミカルに描いていることで、底辺に避けることができない過去と事実があるために、対比が際立っていることだ。



最後の20分くらいに脚本のあまさがでているようにも感じられるが、80分できちんとまとめている。

母の前でリスの葬式を執り行う家族……。

『レイチェルの結婚』のわたしの記事
http://blog.goo.ne.jp/jm131/e/0e669895048e3c210321e6308f5e1517


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