映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ナイトクローラー』

2016年12月23日 | Weblog
よい

ダン・ギルロイ 監督・脚本
ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、リズ・アーメッド、ビル・パクストン、アン・キューザック、ケヴィン・ラーム 出演

ロサンゼルスに暮らす孤独な中年男ルイス・ブルーム。野心はあるものの定職にも就かず、コソ泥をしてはその日暮らしのしがない日々。そんなある日、偶然遭遇した事故現場で、ビデオカメラ片手に夢中で撮影する男たちを目撃する。彼らはニュース映像専門のパパラッチ、通称“ナイトクローラー”。事件、事故の現場にいち早く駆けつけ、誰よりもショッキングな映像をカメラに収め、それをテレビ局に高く売りつけるのを生業とする連中だ。そんなことが商売になると知り、さっそくビデオカメラと無線傍受器を手に入れると、見よう見まねでナイトクローラーとしての活動を開始するルイスだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350931





本作の監督・脚本は『落下の王国』の脚本家であった。そして、『ボーン・レガシー』の脚本も書いているのであった……。

いわゆるジャーナリストのタチの悪さは、東日本大震災のあとの東電の記者会見などで目にしているのでそれほどショッキングなものとは思わなかったが、ネット育ちの孤独、もしくは孤独な人間がネット育ちで社会に出ることのなじめなさという視点で観ると非常におもしろい作品であった。

約束を守ることと破ること、その基準が明らかに学校育ちとは違うのだ。


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