映画日記(ためし)

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『グッド・シェパード』

2007年10月22日 | Weblog
グッド・シェパード - goo 映画
よい

ロバート・デ・ニーロ 監督
マット・デイモン、アンジェリーナ・ジョリー、アレック・ボールドウィン、タミー・ブランチャード、ビリー・クラダップ、ロバート・デ・ニーロ、ケア・デュリア、マイケル・ガンボン、マルティナ・ゲデック、ウィリアム・ハート、ティモシー・ハットン、リー・ペイス、ジョー・ペシ、ジョン・タートゥーロ、ジョン・セッションズ、エディ・レッドメイン、オレグ・ステファン、ガブリエル・マクト 出演

1961年、キューバのカストロ政権転覆を目論んだピッグス湾侵攻作戦がCIA内部の情報漏れで失敗し、指揮をとったベテラン諜報員エドワード・ウィルソンは窮地に立たされる。第二次世界大戦前夜、イェール大学在学中に秘密結社スカル&ボーンズに勧誘されされたのを機に、この道に足を踏み入れて以来、戦中、戦後と優秀な諜報員として暗躍してきたが、その陰で妻と息子は孤独な生活を強いられていた…。

長い(167分)が、おもしろかった。

しかし、そのおもしろさは一般的なスパイ映画のようなド派手なアクションシーンではなく(一ヶ所信じられないようなシーンがあるが)、陰謀、裏切りなどの頭脳戦なのだ。

話が第二次大戦から1964年くらいまでと長いために登場人物も多く複雑になるが、要は主人公(マット・デイモン)の孤独の深まりとピッグス湾侵攻作戦をリークしたのが誰なのかに集約される。

そんな中で、アンジェリーナ・ジョリーが今回は精彩を欠く。これは本人の問題なのか監督の問題なのかは、わからない。

誰が味方で誰が敵なのかわからない状況の中で、教授役のマイケル・ガンボンとユリシーズ役のオレグ・ステファンが出番は少ないが、魅力的なキャラクターになっている。

博物館での1ドルのやりとりがうならせる。


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