映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ビッグ・アイズ』

2016年04月08日 | Weblog
よい

ティム・バートン 監督
エイミー・アダムス、クリストフ・ヴァルツ、ダニー・ヒューストン、ジョン・ポリト、クリステン・リッター、ジェイソン・シュワルツマン、テレンス・スタンプ、ジェームズ・サイトウ、デラニー・レイ、マデリン・アーサー 出演

1958年。離婚を決意したマーガレットは、幼い娘ジェーンを連れて家を飛び出す。女手一つで娘を育てるため、サンフランシスコのノースビーチで似顔絵描きを始めたマーガレット。彼女はそこで口が上手く社交的な男性ウォルター・キーンと出会い、結婚する。ある日、マーガレットの描く瞳の大きな子どもの絵が、ひょんなことから世間の注目を集めるようになる。するとウォルターは、その“ビッグ・アイズ”を自分の絵と偽り売りまくる。それを知り抗議するマーガレットだったが、口八丁手八丁のウォルターにまんまと言いくるめられてしまう。以来、世間にもてはやされるウォルターの陰で、黙々と絵を描き続けるマーガレットだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=350425





みんないいが、旦那役のクリストフ・ヴァルツとディーアン役のクリステン・リッターの演技が特にいい。

気の毒な話だし、親権を奪われることを回避するのが大きな目的だったとは思うが、基本的にマーガレットに男を見る目がないということが、ディーアンの発言でわかる。



ディーアンの存在が当時の女性のスタンダード、基準的な女性像を表しているのではないか。

裁判のシーンは完全にコメディ。

『荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~』

2016年04月08日 | Weblog
よい

セス・マクファーレン 監督
セス・マクファーレン、シャーリーズ・セロン、アマンダ・セイフライド、ジョヴァンニ・リビシ、ニール・パトリック・ハリス、サラ・シルヴァーマン、リーアム・ニーソン 出演

時は西部開拓時代。生まれる時代と場所を間違えた臆病なオタク青年アルバート。マッチョな男たちがささいなトラブルで殺し合いを繰り広げる野蛮なこの町で、羊飼いをしながらひっそりと暮らしていた。そんなある日、酒場の乱闘騒ぎに巻き込まれたアルバートは、ひょんなことからミステリアスな美女アナと恋仲に。射撃の名手でもあった彼女に銃の手ほどきを受け、少しずつ男としての自信をつけていくアルバート。ところがそこに、泣く子も黙る西部一の大悪党クリンチが現われる。なんと彼は、アナの旦那だったのだ。案の定、クリンチの怒りを買ってしまい、絶体絶命の窮地に陥るアルバートだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=349118





軸となる「いい話」があって、その枝葉末節を徹底的に笑える要素(ひどいシモネタも辞せず)で修飾した作品。
酒場で起こったケンカの危険回避方法など、映画好きを喜ばせるところも多い。

シャーリーズ・セロンは『プロメテウス』、本作、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』とほとんど肌を露出せずに荒野が舞台の作品ばっかり出演しているような気がするが、荒野が大好きなのかもしれない。本作でもよかった。できればもっと肌を露出させてほしい。

決闘シーンが3回あるのも珍しいのではないか。

ミラ・クニス!