映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『鑑定士と顔のない依頼人』

2014年11月12日 | Weblog
ふつう

ジュゼッペ・トルナトーレ 監督・脚本
ジェフリー・ラッシュ、シルヴィア・フークス、ジム・スタージェス、ドナルド・サザーランド、フィリップ・ジャクソン、ダーモット・クロウリー 出演

一流の美術鑑定士にして、カリスマ的オークショニアのヴァージル・オールドマン。極端に人間嫌いで独身を貫く彼が唯一愛情を注ぐのが、女性の肖像を描いた名画たち。これはと思う肖像画が出品されると、相棒のビリーを使い、不正な手段で自分のコレクションに加えてしまうのだった。そんなある日、彼のもとに、亡くなった両親が遺した家具や美術品の鑑定をしてほしいという若い女性からの依頼が舞い込む。ところが依頼人は、決してヴァージルの前に姿を見せようとはしなかった。憤慨するヴァージルだったが、依頼人の屋敷である歴史的名品の一部とおぼしき部品を発見してしまい、この依頼を引き受けずにはいられなくなる。そして屋敷に通ううち、姿の見えない依頼人に少しずつ興味を抱き始めるヴァージルだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=347018





ほとんど情報を入れずに観たが、ある可能性が否定できずに結局そのとおりだった。つまり、想定内の展開であった。

以下ネタバレ






穴というか、物足りないところがあって、
機械直しの天才とドナルド・サザーランドがどうやって知り合ったのか、それと屋敷の大家があそこにいたら失敗する可能性のほうが圧倒的に高いのだ。あそこはおかしい。

『ニューヨーク 冬物語』

2014年11月12日 | Weblog
ふつう

アキヴァ・ゴールズマン 監督・製作・脚本
コリン・ファレル、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ、ジェニファー・コネリー、ウィリアム・ハート、エヴァ・マリー・セイント、ラッセル・クロウ、ウィル・スミス 出演

20世紀初頭のニューヨーク。ギャングのボス、パーリーの下で頭角を現した青年ピーター・レイク。やがてパーリーを裏切りギャング団を抜け出して追われる身に。そして不思議な白馬に窮地を救われた彼は、運命に導かれるように富豪の娘ベバリーと出会い、恋に落ちる。2人はすぐに深い愛で結ばれていく。しかし、不治の病に冒されていたベバリーは、あっという間にその短い生涯を閉じる。失意のピーターはパーリーに捕らえられ、橋の上から突き落とされてしまう。100年後の2014年のニューヨーク。そこに、記憶をなくしたピーターの姿があった。セントラルパークで少女アビーと出会った彼は、アビーの母バージニアの助けを借り、少しずつかつての記憶を取り戻していく。やがて自分が生かされていた意味を知り、与えられた使命を悟るピーターだったが……。
ストーリーはallcinemaより
http://www.allcinema.net/prog/show_c.php?num_c=348585





おおむかしに原作の小説を読んだ記憶があるが、原作にはかなり感動したおぼえがある。
まあ原作と映画は別物として扱わせてもらうが。

後半の現代になってからが、あまりにも急ぎ過ぎである。しかもラストがあまい。

主人公とヒロインが初めて出会うシーンの単語で話し合うところは魅力的だ。

原作のラブストーリー要素だけを強調してうまくいかなかったようだ。