映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『愛のむきだし』

2010年02月04日 | Weblog

愛のむきだし - goo 映画

よい

園子温 監督・脚本
西島隆弘、満島ひかり、安藤サクラ、尾上寛之、渡辺真起子、渡部篤郎 出演

幼い頃に母を亡くし、神父の父テツと二人暮しのユウ。理想の女性“マリア”に巡り合うことを夢見ながら、平和な日々を送っていた。しかしテツが妖艶な女サオリに溺れてから生活は一変。やがてサオリがテツのもとを去ると、テツはユウに毎日「懺悔」を強要するようになる。父との繋がりを保つために盗撮という罪作りに没入していくユウ。そんな彼はある日、罰ゲームで女装している最中に、ついに理想の女性ヨーコと巡り合うが……。





長すぎる(237分!)がおもしろい !!

人間がゆがめられていく過程は丁寧に描いてあるが、インチキ宗教脱却部分が雑。したがって、後半のほうが弱い印象を受ける。

あの盗撮時のポージングがどうも納得いかない(笑)のと不必要に多い。もうちょっと短くしてくれてもいいんじゃないか。

安藤サクラもすばらしいが、あの終わり方は手抜きだろう。