映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『シリアナ』

2007年01月21日 | Weblog
シリアナ - goo 映画
ふつう

スティーブン・ギャガン 監督
ジョージ・クルーニー、マット・デイモン、ジェフリー・ライト、クリス・クーパー、ウィリアム・ハート、アマンダ・ピート、クリストファー・プラマー 出演

石油社会をめぐる陰謀と複雑な関係。
『トラフィック』と似たような手法で、むこうでは成功しているがこちらでは失敗している。わかりにくくしているだけだ。
複雑な社会、システムを表現したかったのだろうが、映画自体を複雑にしてもおもしろくない。

シリアナとは、はてなによると、
「シリアナ」とは、CIAが実際に使ってると言われる、イラン、イラク、シリアの三国がひとつの国家になるという事態を想定した架空の国のコードネーム。

だそうだ。こういう説明もまったくないのだ。作品の中では。
さいごにジョージ・クルーニーが何をしたかったのかがいまいちわからん。引退を考えるくらいのベテランの行動にしては、甘いような気がするが。