映画日記(ためし)

映画の印象を、悪い、ふつう、よい、の三段階で表現したいと思います。
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『ゴールデン・ボールズ』

2007年01月13日 | Weblog
ふつう

ビガス・ルナ 監督
ハビエル・バルデム、マリア・デ・メディロス、マリベル・ヴェルドゥ、ラクエル・ビアンカ、ベニチオ・デル・トロ 出演

ダメ男の身にしみる作品。
自分のビルを建てるという夢を持った男が、計画性もなしにがむしゃらにがんばる話。

スペイン映画。スペインの風俗のことはわからないが、最初に三角関係で主人公が傷つく。そのせいで、その後の女性観がああなったのかと思ったが、そうでもなさそうだ。後半で監督のイメージが炸裂するところがあるが、あとはごくふつう。それほどいやらしくもない。ボブ役がベニチオ・デル・トロだという話だが、わからなかった。93年製の映画(日本公開は94年)だが、当時のバブリーな雰囲気(はたしてスペインでもそうだったのかわからないが)は出ている。