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旧東海道ウォーキング 57キロ到達!

2013年11月24日 | コンサルティング

5月に日本橋をスタートして、旧東海道を京都に向けて歩いています。夏前から先週まで長い休みを経て、ウォーキング再開です。

ようやく茅ケ崎までたどり着きました。日本橋からは約57キロ、全行程約492キロのうちの12%ほどです。今回は戸塚宿から茅ケ崎駅までの約15キロを一気に歩いたのですが、足は痛くならなかったものの体は結構疲れました。

江戸時代、一日の旅の平均の行程は10里 約40キロメートルほどだったそうです。同じ一日で3倍近くを歩いていたのですから、何とも健脚ですね。街道には一里の目安となる一里塚が置かれていますが、遠くからでも見えるように小高い丘の上に榎の大木があるところが多かったようです。それは木陰で旅人が休息を取れるように配慮されていたとのことです。ゴールははるか江戸か京都、とりあえずの目標は次の一里塚というところだったのでしょう。

たったの15キロでもヒーヒー言っている私ですが、当時の参勤交代のための大名行列の速度は非常に早く、普通の旅人が12日から13日程度かかる道のりであれば、それより2日程度も早くたどり着く速さであったようです。

それは、宿場などを通り過ぎる時は整然とした隊列を組んでゆっくりと行進しても、街道などそれ以外の場所を移動する際は、経費節減のために隊列を崩してやや早い速度で移動していたからだそうで、昔もコスト削減のために苦労していた様子がうかがえます。

ところで、江戸時代における大名行列の様子から転じて、現在にも「大名行列」と揶揄されるものがあります。組織の幹部を必要以上に大勢の部下が取り囲んで移動するさま、例えば『白い巨塔』などで有名になった大学病院における教授の回診や、大物国会議員が新人議員を従えている様子などが思い当ります。権力者の周りに人が群がることは昔も今もあまり変わらないということでしょうか。

でも、どちらかというと、こちらの「大名行列」のスピードはあまり早くないし、コストのこともあまり考えていない、権威を示すことがその目的のようにも思えます。

 さて、旧東海道ウォーキングですが、できれば今年中に箱根を越えたいと思っているのですが、私たちはとても昔の大名行列のように早く歩けませんので、はたしてどうなるか・・。目標に向けて一歩一歩進める楽しさを味わっていきたいと思います。

(人材育成社)


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