行き先不明人の時刻表2

何も考えずに、でも何かを求めて、鉄道の旅を続けています。今夜もmoonligh-expressが発車の時間を迎えます。

「芸術の秋」に思うこと…

2009年10月06日 | 日記・エッセイ・コラム

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どんどん秋めいてきて…。日曜日には、地元の絵画クラブの展覧会と合唱コンサートに行って来た。付き合いであるが、正に芸術の秋にどっぷり浸かることになる。

昼前に絵画展(写真上)。出がけ前に、「絵を見ても、分からないからなー」と妻に呟くと、「絵を見てはダメ!雰囲気を見なさい!」と、これはいいこと言ったね。以前はその雰囲気を味わいに一人で美術館へも足を運んだものだが、忙しさに紛れて忘れかけていた。

僅かなスペースに30点ほどの作品が飾られてあったが、中には素人の域を超えたものもあって、キャンバスの前に陣取る作者のイキイキとした姿が容易に想像できる。「時間があれば画いてみたい…」まあ、そんな気にさせるんですよねー、無理だけど…。

続いて、アマチュアのコーラスグループの発表会(写真下)。山形・福島という県外からの参加者もあって、こちらは「天地人コンサート」ともいえる。これは耳を澄ませないと…でも歌っている最中も、左右、後ろの席でおしゃべりが絶えない。

年配の人たちの声だが、これは興ざめしてしまう迷惑行為。地元のグループの発表になると「あの人、〇〇のところの奥さんだよ!」「そうだそうだ!」って、こちらは歌を聴きに来ているでもなく、雰囲気を楽しんでいるでもなく、人を見に来ているのだ。

この土地の文化度の低さ、我が社が何とかしなければならない大きな課題でもある。

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コメント
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