素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲ベニマンサクの咲く風越山ハイク▲

2017年10月26日 | 私の見た山・登った山

ベニマンサク自生地の風越山(標高 1535.1m)歩く。                            風越山(かざこしやま)は山腹に虚空蔵山(こくぞうさん:1,130m)を抱え、山頂には白山権現を祀り、権現山とも呼ばれています。

                                            長野県飯田市の西方に位置し、その雄大な姿は、飯田市民のみならず、近隣町村の人たちにも親しまれているとのことです。                                    風越山の名称は、古くは「風越の峰」と称し歌枕として和歌にも詠まれています。        風越は「かざこし」といい、意味は風の吹きこす峰からつけられた名称で広辞苑にもみられます。

 

中央自動車道 の飯田 ICを 10時半に降り、風越山のイラストマップがあり案内所を兼ねている丸山公民館に向かい 10時 45分 到着。

                                             ここで登山準備を済ませ、風越山を愛する会の方 1名が同行して下さり 11時出発。

                                                表参道・滝の沢ルートに取り付く。                                 コンクリートの敷かれた林道を登り、林道終点から先も幅の広い登山道が続く。               最初は緩やかであったが、徐々に斜度を増し直登の個所もあった。

                                            途中には、「お滝場」の説明板があり、参詣する行者が禊(みそぎ)を行った滝がある。     緩やかになった坂道を登ると、木々の先が明るくなり尾根道に出た。

                                            そこには 2基の石燈籠があり、右手からも登山道があり、石燈籠の所が合流点になっていた。11時半、5分休憩

石燈籠が私たちの登る滝の沢ルートの両脇に据えられてありました。             参詣道が 6本ある中、この滝の沢ルートの道筋には沢山の千手観音に似た石仏も見られ、このルートが本参道とのことであった。

その先に折り返しながら登るキツイ登りがあり、途中に視界が開け南アルプス連山が望めるポイントがあった。 飯田市街も望める大パノラマである。

10分ほど登ると秋葉様(秋葉大権現) 標高1020mの分岐点があり、左手は延命水経由で右手は虚空蔵山経由で山頂に向かっているが、どちらを歩いても先で合流するのである。往路は右手を選択。 通過 12時 15分。

20分ほど登ったら、目的のベニマンサクが現れ始めた。                        ベニマンサク(マルバノキ)はマンサク科マルバノキ属の植物で、高さ2~7mの落葉低木。

                                            ※風越山の代表的植物である『ベニマンサク』は、標高 800mの山腹から頂上直下の1480m近くまで群生し、その分布の範囲は南北 5,5Km、東西 3,5Kmに及ぶそうです。    植生状態が良く、標高の高い地点まで良く育ち、分布上東北限地として、昭和 43年に県の天然記念物に指定を受けて保護されています。                                     秋の陽に映える紅葉の美しさは格別です。と謳われていましたが、紅葉する前の黄葉状態で、登る私たちの足元を賑わせており一寸残念でした。

奴谷(やっこだに)を通り、虚空蔵山に到着、12時 35分。(標高 1130m)

                                            大きな休憩所があり 30分の休憩で昼食とした。 伊那谷や南アルプスの展望は最高でした。

ベニマンサクの説明板や矢立木(やたてぎ)

                                                 展望台などを経て一の鳥居を通過(14時 05分)してから信仰の山であることを示す登山道風景が変わり出した。                                                                                               朱塗りの一の鳥居は、全国の 7割を生産する水引組合が繁栄を祈り鳥居を奉納し、その中央に掲げられた「風越山」の扁額は里宮に保管されているそうです。

辺りには大きな岩が目立ちだし、南無妙法蓮華経と彫られた「駐馬巖」(ちゅうまがん)の横を 14時 10分通過。                                                                                                                ここからは神域であり岩場となるので、馬上では危険であるため駐馬を命じた所。

駐馬巖を過ぎると直ぐに大きな自然石に造られた石段( 23段)を登り、

                                            これを登り切ると直ぐ右手に役行者(修験道の祖) の石像に迎えられ、左右の鬼は前鬼・後鬼と呼ばれる役行者の使役とのこと、ここで参拝者の安全祈願をしています。     14時 15分通過。

間もなくで杉木立の中に崩れかけた石段が現れ

                                             その上部に赤い屋根が見えた。  それは白山社奥宮手前の随身門であった。

随身門から更に石段を登り、白山社奥宮 (標高 1460m)の前に出た。14時 20分。            こちらの白山社には伊弉諾命(いざなぎのみこと)、菊理姫命(くくりひめのみこと)、大己貴命(おおなむちのみこと)の三徳神が祀られていますが、この三徳神を白山妙理大権現といい、ここから風越山は権現山とも呼ばれています。

山頂への登山道は奥宮の左手を回り込み、やや下る。                                                            キレット状となり、直ぐに登り返し急斜面に取り付く。 急登であるが木の根や岩が飛び出しており、それを手掛かりに登ることができる。

そこを過ぎ、ブナ林の平坦な道を進むと展望がなく、二等三角点標石のある風越山山頂に出た。 お疲れ様 14時 40分。

                                                        山頂の美しいブナの木を眺め、思い思いに登頂記念写真を撮り、14時 45分、下山開始。

                                            下山は往路を戻るコース取りで、白山社奥宮までの危険個所を通過してからは、マラソン大会が開催されるような登山道なので鼻歌を歌いながら下った。                         標高 千m以下にはアカマツが多く見られ、キノコ類が沢山見られました。                     石燈籠通過 16時 12分。 駐車場には 16時半、全員無事下山しました  。                             帰りは、飯田 ICに近い「リンゴの里」により、飯田 ICに 17時 40分入り帰途に着きました。

 

                                           


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