素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

奥霧ケ峰『八島ヶ原湿原』

2012年07月29日 | 日本百名山

霧ケ峰の北西で、悠久の時を静かに刻んできた八島ヶ原湿原。                             日本最南の高層湿原であり、1年に1ミリ堆積する泥炭層は厚さ8mを超え、360種類もの植物が自生していると言われています。                       1万2千年の時が息づく遥かなる自然の芸術です。  

先日、尾瀬に行き尾瀬沼、尾瀬ヶ原で高山植物を見て来ました。            出かける前の予想では一面に咲き誇る高山植物をイメージしておりましたが、現実は一面には程遠いものでした。                           原因としては温暖化による気象状況の変化も考えられるのではないかと思います。

一寸、話は飛びますが、皆さんは《あざみの歌》って、存知ですか                            多分、急に言われても分からないのではと思いますが、1度は口にされた事があるのではと思います。

しみじみ聞くと、とても良い歌ですよね。                                            実は、この歌を作詞された『横井 弘』氏は、終戦で復員したところ、東京の自宅が空襲で罹災の為、母親の疎開先「下諏訪町」でしばらく生活をされたようです。       その時に八島高原を訪れ作詞されたものだそうです。                  今なお人気歌手を始め多くの人々に歌われ親しまれておりますが、《あざみの歌》を耳にしたら、あの広大な八島ヶ原湿原を思い浮かべて下さい。

八島ヶ原湿原は標高1,640mにあり、国の天然記念物に指定されています。    また、日本の高層湿原の南限で学術的にも大変貴重なものだそうです。

▲参考▲〈散策のゆっくりタイム〉 八島ビジターセンター駐車場より                                                         湿原一周 90分、鷲ヶ峰まで 60分、和田峠まで 90分、御射山(みさやま)まで30分

今年の湿原遊歩道からは、沢山の大きなシシウドが見られました。                 花火のような大輪は、とても見応えがあります。

 

                                                            


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