素晴らしい風景!!

色々歩いた山や国内の風景等をご紹介いたします。

▲伊豆大島:三原山トレッキング▲

2016年02月01日 | 国立公園

平成28年1月31日から3月21日(月)まで第61回大島 椿まつりが開催されています。

                                               以前、カメリアマラソン参加のため、東京・竹芝の客船ターミナルから大型客船で向かって以来の訪問になりました。                            今では、高速ジェット船で東京から105分、熱海からでは45分で行けると聞きビックリです。

今回は熱海港から9時10分発の高速ジェット船に乗り、途中 稲取に寄港しながら大島の岡田港に10時40分に着岸しました。 

                                               今日は残念ながら、曇天で午後から降ってきそうな感じでした。

岡田港の乗船待合所にて登山準備を済ませ、10時55分バスで三原山山頂口へ移動し、11時15分着。

                                                 三原山にはガスがかかり、寒々しい。                        お鉢巡りになると風も予想されたので、その準備も行い、バスの中で昼食を済ませ11時35分に出発。

直ぐ外輪山三原山展望所に立ち(11時38分)ましたが、手前の方のくぼ地(カルデラ)が少し見えただけで、大昔の大噴火で形成された様子や1986年11月の噴火で噴水のように吹き上がった溶岩が斜面を流れ、この時の流れは、今も黒い筋となって三原山の山肌に残っているようですが、それも見ることはできませんでした。

展望所から広がる平坦なくぼ地(カルデラ)に下りて噴火口に向かう途中、流れ出たゴツゴツ、トゲトゲした溶岩を遊歩道からまじかに見ることができました。

                                               伊豆大島の歴史は、今から100万年~数10万年前にさかのぼり、海底火山の噴火によって形成され、現在では東西9Km、南北15Km、周囲52Kmの楕円形に近い島となっています。

火口への斜面は短いですがきつい登りで、

                                                         途中に休憩できるシェルター(本当は噴火時の避難用です。)があります。

火口に上がってからは、お鉢巡りをしましたが、予想通り突風に吹かれ耳が痛くなり、指の感覚も消えそうになりました。

                                               好天であれば噴火口を覗き込んだり、遠く富士山を望んだり、更に南の島々を望んだりできたのでしょうが、今日はその点が非常に残念でした。

                                               また、古来より“御神火様”ごじんかさま)と呼ばれ島民から崇められると同時に恐れられてきた三原山は、世界三大流動火山の一つに数えられ、その溶岩の流れ跡を見られなかったことも残念だった。

生きている火山の島、伊豆大島。                                   噴火は一時、多くのものを破壊しますが、人も生き物も、その上に必ず再生します。

子犬かな・・・・・? 

鳥? ニワトリ・・・・・? 

なんだろう・・・・・?  ゴリラ ?

荒涼たる大地を、今しか見ることのできない目の前の景色をじっくり見てきました。

三原山温泉の大島温泉ホテルに14時35分下山し、待機したバスで岡田港(15時5分着)に向かい、15時半発の高速ジェット船で熱海に戻りました。                 時には、こんな天気の日もありますね。 お疲れ様でした。

椿まつりが始まっていますが、現在ではまだ早いように感じました。       3月21日まで開催されていますので、もう少し後の天気良い日がお薦めです。    約300万本の椿がお待ちしています。

 


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