下鴨神社と並ぶ京都最古の神社の1つで、両神社合同で毎年5月15日に行われる『葵祭』で名高い。 平安装束に身を包んだ行列が京都の街を進む光景は、とにかく艶やかの一言です。
上賀茂神社の正式名称は『賀茂別雷神社』(かもわけいかづちじんじゃ)といい、王城鎮護の神、山城国一の宮として信仰され、伊勢神宮に次ぐ高い格式を誇った神社だそうです。
朱塗りの鳥居と楼門以外は、ほぼすべて古色を帯びた社殿。過剰な飾り立ては一切なし、けれどもその歴史は絢爛な輝きに包まれていた。
私たちは駐車場の都合で二の鳥居から参拝させて頂いた。一の鳥居からの参道は広い緑の中であり、ここが京都なのかと不思議な感じがした。
二の鳥居を抜けると、まず目に飛び込んで来るのが『細殿』(ほそどの)とその前にある円錐形の立砂である。 この立砂は、祭神が降臨するための目印と言われています。