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~気ままに出かける旅とグルメの記録 along the ROUTE527~

SUZUKI歴史館(番外編②:LC10)

2012-05-16 17:00:00 | 車・バイク

LC10型空冷2サイクル3気筒エンジン。今では軽自動車の3気筒エンジンはスタンダードとなっているが、このエンジンが先駆けだったようだ。
4気筒エンジンに比べて、気筒あたりの排気量が多いので冷却損失が少なく、1気筒少ない分機械損失が少なくて済む、というメリットがある。
2気筒エンジンに比べて、トルク変動が少ないいうメリットがある。
でも、3気筒エンジンは各気筒のバランスがとりにくくて振動が大きくなるというデメリットがある。

このデメリットを2輪の技術を駆使して量産化に漕ぎ着けたエンジン。
今やリッターカーも3気筒化の方向だし、フィアットのツインエアのように2気筒も出始めそうだ。



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4 コメント

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軽自動車 (田中)
2012-05-16 17:57:01
へぇ3気筒エンジンの先駆けなんですか。
今じゃ2ストはバイクにすら見当たりませんね、軽自動車でスズキは後の方まで2ストで粘ってましたよね。


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2スト (ガッキー)
2012-05-16 20:39:49
スズキは4輪にしろ2輪にしろ2ストを引っ張り続けて印象があります。
4ストの3気筒は排気の干渉がないのも有利な気がしますが、どうでしょうかね。
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Unknown (やまめ)
2012-05-17 14:15:53
この3気筒エンジンは、それぞれを独立させて、冷却効率を上げています。
1970年に販売された2サイクル 3気筒500ccのカワサキ マッハⅢは、中央のエンジンの冷却が悪く、熱ダレを起こしたそうです。
私は乗ったことがないので、聞いた話です。
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なるほど (ガッキー)
2012-05-17 20:36:24
確かに空冷エンジンは、真ん中のシリンダが冷えません。このエンジンは単気筒を単純に3つならべたような構造なので、冷えるんでしょうね。4輪だから多少エンジンが長くなってもOKなのかな?バイクでは考えられないですね。
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