フィレンツェからローマへ行く途中でトスカーナの丘陵地帯にある世界遺産の街・シエナに立ち寄った。
街のナン中にあるカンポ広場では、毎年、町内対抗の裸馬競馬が開催される。何と勝つためには、優秀な騎手を雇い、相手に賄賂を与えて八百長もOKとかで、金持ちの町内に有利な競馬になっているそうだ。
今年は、そんな逆境の中、貧乏チームが優勝したとかで「良く勝てたね」と称賛されたとか。
この街でもバイクは活躍のようだ。停めてあるのはT-Maxかな。
町の中は、坂道の細い道が縦横にはしる。
ローマへ移動して、昼食は初のファストフード。ピザです。四角いピザが紙にのせられて出てきた。種類によってチーズが使い分けられており、3種類を楽しんだ。
最初は、バチカン市国の観光。意外だったのは国境を跨ぐだけで簡単に入国できたこと。パスポートも不要です。
でも、サン・ピエトロ大聖堂に入るためには、金属探知機とX線のセキュリティーチェックを通る必要があります。9.11以降、こういったチェックが重要施設に設けられています。
この中はこんな感じです。さすがにカトリックの総本山ですね。
サン・ピエトロ広場に続く道には観光馬車も走っていた。何故か観光バスとの2ショットになってしまいました.
バチカン参拝を終えた後はひと跨ぎでローマにもどり、サンタ・マリア・イン・コスメディン教会といってもピンとこない人が多いかな?あの、真実の口があるところです。時間が押していたので、「見るだけ」と言われていたのですが、順番待ち行列が比較的短かったので、並んで手を突っ込むことができました。勿論、食いちぎられませんでしたよ。(内心ハラハラ)
因みに、この真実の口ですが、どうやら昔のマンホールの蓋だったようです。
口の横の扉を入ると…ほら、教会です。
コロッセオの直前で土砂降りの雨。天気予報では午後から雨だったので良く夕方までもったものです。ここは、中には入らず外からの見学のみです。
トレビの泉に付いた頃には、すっかり夕暮れです。街灯の明かりがいい感じになってました。奥様と10円玉を投げて再訪を誓いました。
スペイン広場の一角には映画「ローマの休日」でアン王女が髪を切ったヘアサロンのロケ地があります。何屋さんなんでしょうね。
階段の中腹から見たスペイン広場。
宿泊は、ローマのアラン・マンテーニャホテル。一応Sクラスのいいホテルなんですが、意味不明のエッチ感漂う天井照明。赤い色が疲れを増長させ神経を逆なでます。部屋により色が違うとか。
どうやら、1階(日本で言う2階です)の部屋の人は赤のようです。3階は青だったと言ってました。さあ、翌日は早朝出発です。(続)
そもそも、なぜバチカン市国と言う存在が必要なんだろう?