Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

ナムジュン・パイク

2006-02-05 02:55:15 | art
韓国生まれのアーティスト、ナムジュン・パイクが亡くなっていたのをようやく知った。

50年代にすでにTVによるアートを製作し、その後もヴィデオアートの分野で活躍した。

といってもいわゆる映像作家じゃない。
TVモニターとチェロを合体させて演奏パフォーマンスをしてみたり、
ヴィデオモニターを随所に配置した庭を作ってみたり、と、
モニターに写るものと外界との関わりを求めていたような作風だった。

よくあるヴィデオインスタレーションのアート臭さとは違った、
一種独特なユーモア感覚があって好きだったな。

特に80年代、ヴィデオ技術が一般的になって活躍したと思う。
もう20年近く前にパイク展に行ったことを思い出す。


"TV Cello"
演奏者が乳癌になってしまったという逸話を持つ。



"TV Budda"
これ好きだったな。仏像が自分の写ったモニターをじっと見つめる。

wikipediaナムジュン・パイク

ご冥福を・・・・
ああ80年代はもう20年も前のことなんだな・・・

コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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パイク! (めるつばう)
2006-02-07 15:54:34
え?亡くなったのですか?

知らなかった。





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そうらしいです (manimani)
2006-02-07 16:43:11
☆めるつばうさま☆

精力的なアーティストだったので、残念ですね。

詳しくはwikipediaを・・・
返信する

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