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雨のなかチェンバロのレッスンでした。
●まずバッハのインベンション14番B-Dur。
どうも鍵盤の幅が家にあるピアノと違うので、特に左手の感覚がムズカシイ。
ミスタッチ続発でしどろもどろ。
これぞしどろもどろという演奏を繰り広げる。
カナシイ;;
●そして同じくバッハのフランス組曲4番。
私が使っている楽譜はベーレンライター版。
ベーレンライター版にはフランス組曲の2つのバージョンが載っていて、私が弾いているのはそのうちのA稿。
バッハの弟子たちと婿のアルトニコルの写本による伝承版である。
で、先生の使っている楽譜はヘンレ版。版の詳細は不明。
で、この両者、面白いほど内容が異なっている。
これはフランス組曲を扱う場合、必ず問題になる点である。
どのバージョンでいくか・・・・
ここを決めてからレッスンに入るべきなのだ。
しかし、先生は初めて気づいたかのように、
「これとこれ、バージョンがちがいますねえ」と言いだし、
「最初から弾いてみてください」となり、全曲弾くはめに・・・
れ・練習していません・・・
ふたたびしどろもどろ奏法での演奏を披露するはめに・・・
うまく弾けない日はがっかりしちゃうんですけど・先生・・・・
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しかし、ピアノで弾けるからといってチェンバロでも弾けるかというと、そうではなかった。甘かった。
今まで意識していなかったチェンバロらしいアーティキュレーションなんぞを意識しながら、間違いなく弾くのは今の私には無理ですぅぅうぅううぅうぅぅぅ・・・・
お医者さんは「自信をなくすようなことはやめたほうがよい」と仰っていました。チェンバロは果たして今の私には「よい」のか?「悪い」のか?
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次回からクープランもやることになった。
あとインベンションの5番Es-Durも。
クープランの「クラヴサン奏法」買わなきゃいけないんだけど、amazonでヒットしたけど・・詳細がまったく載ってないなあ・・・怪しい
やっぱりお店にでかけて買おう。
IKKUNはバッハのオルガン好きです。あと、無伴奏チェロ組曲のCDがなぜかうちにあります・・・
楽譜って色々あるんですね。初めて知りました。先生と違うのはあせりますね。
私は手を抜けるものは出来るだけ抜くような
怠惰な習慣が身についてしまいました。
頭使わないのでどんどん鈍くなっていきます。
休職中でもいろいろことができる
manimaniさんを尊敬します。
コメントありがとうございます。
チェロも弾きますが、習っているのはチェンバロです。
楽譜はもう版によってかなり違いますね。元資料をどこからとるかとか、校訂者によっても細かい指示が変わりますね。
バッハ、オルガンもいいですね^^
いや、私も怠惰は怠惰だと思いますよ。ここに書いている活動以外のときはだいたいぐったりしていますから。
jafoさんも地域の活動とかかなりアクティブにおやりになっていると思いますですよ。そっちの方がすごいです。
クープランはモダン楽器的な奏法でやるとメタメタになってしまうそうな(←完全に他人の受け売り)。
一方、バッハはどの時代の楽器でやってもオッケーなので、そこがまた「バッハは天才」なゆえんとか。
でも、F・クープランも大好きです。本当に精緻なフレンチ・バロックの神髄という感じで。美しいガラス細工みたいです。
発音の構造が違うので、鍵盤を押して音が出るまでのタイミングがピアノとチェンバロでは結構違ったりします。
でも一番の違いは、アーティキュレーションというか、音の表情の付け方の発想が違い過ぎる!!ということだと思います。
ピアノ界では強弱もつけられるし、なんとか格好がついても、チェンバロ界ではごまかしがきかない~って感じです。
バッハの鍵盤曲は対位法に根ざした精緻なフーガなどを中心にしているので、楽器を選ばないということでしょうね。初期の古風な鍵盤曲ではやっぱりピアノでは苦しいなという気はしますね。
クープラン、私も好きです。が。実際弾くとなると・・・^^;
勉強になりました。
いえいえ、まあ似たようなもんですよ(?)
またお越し下さいませ~