今使っているテキストはベーレンライターの原典版。
以前は全音から出ていたのだが、今は出してないらしい。
課題だったインベンション2番c-mollは、特訓の甲斐あって、2度弾いたらOKが出た。左手のアーティキュレーションがムズカシイのだ。右手が混んでくるとどうしても左手に気が回らなくなる。
次は14番B-Durに挑戦。この曲を弾いているとなぜかMちゃんのお友達のことを思い出す。まったく脈絡はないのだけれど。
こんなふうに曲を弾くとき、何の脈絡もなく特定の記憶が蘇ることが多い。以前住んでいた湯島の風景だったり、鴨が池に浮かんでいる風景だったり、最悪なことに弾いてると仕事の風景を思い出す曲なんかもあったりする。
子供をイメージ出来る曲なら安心してとりくめる。
一方、並行してやっているフランス組曲6番はなかなか完結しない。
講師が産休明けでもどってきたので、また最初のアルマンドからやり直している。どうも舞曲というのは、私のテクニックに余るような気がする。ところどころ3声になったり4声になったり。いっぱいいっぱいで弾くと、「もっと余裕をもって弾きましょう」と言われる。「余裕ありませ~ん」というと「余裕があるように聞こえるように作りましょう」とも言われる。これは逆に言うと、余裕のある形を作ることが出来なければ余裕があってもダメということかしら?なるほどぉ
フランス組曲6番は最後のジークが最大の難関である。
この曲だけはどうしたわけか全く指がまわってくれない。
やんわりと逃げをかましてみたが「弾けないということはありませんから」
釘をさされてしまった。ぷすっ。
4月からレッスンを初めてもう7ヶ月目だ。早いなあ。
その間、講師の方には赤ちゃんが産まれ、昨日はBCG、今度4ヶ月検診だそう。その間も仕事で子連れで飛行機に乗ったり、一時保育に預けたりと、短い産休+育休で大変そうである。もうちょっと余裕のある社会でないといかにも少子化は免れないよなあと実感する。
たった45分の短いレッスン。
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