Credo, quia absurdum.

旧「Mani_Mani」。ちょっと改名気分でしたので。主に映画、音楽、本について。ときどき日記。

読み終わる

2006-07-27 21:10:05 | diary
やっと「白痴」読み終わる。
出来事と感情のジェットコースターである第1部にはじまり、
ムイシュキン公爵を巡る、おかしな人間模様。

で、驚きのエンディング。

こんな終わりでいいのか?
ロゴージンとナスターシャの間にはどんなやりとりがあったのか?
でもそれに直面した公爵の、ロゴージンに対する優しい気持ちはいったいなにか?

これが「すぐれて美しい人」の心のありようなのか?

考える余地をいっぱいつくってある小説と言う感じだ。

「白痴」というと、
坂口安吾
とか
黒沢明
とかも思い出す。

ああ、黒沢版観たいな。

**

仕事復帰してから、読書時間が非常に少なくなって残念。
とにかく時間がかかるのだ・・・

次はレムの「砂漠の惑星」を読む予定。
でも、もうちょっとドストな雰囲気に浸っていたい気もする・・・・
「罪と罰」にしようかなあ(もう買ってあるんだよん)


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コメント
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