アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



本日(2月11日)11時から13時までヒューマン・ギルドで「アドラー心理学ゼミナール」が開かれ、土地実礼(どちみれい、mixiでは「みーたんうさぎ」名)さん(千葉大学大学院助教、医学博士、産業医)が、豊富なパワーポイント資料を駆使してご講演くださいました。

この催しにご参加くださったのは22人。ヒューマン・ギルドの会員の他に、土地さんのお友だちも、1月30日の朝日新聞夕刊「こころ」の読者もいらっしゃいました。

土地さんは、講演の内容を次の7つに絞ってお話しされました。

・社会医学とは
・産業保健とは
・社会医学の手法としての疫学
・社会医学、疫学の歴史
・健康とは
・アドラーとの出会い
・今後の展望

土地さんによれば、医学を支える基礎理論は、次の2つに分けられるのだそうで、ご自身では、遺伝子の研究に代表される「生物学的医学」よりも「社会医学」の立場を力説されていました。

生物学的医学・・・・
実験室における客観的観察によって、個体を臓器に、臓器を組織に、組織を細胞に、細胞を分子に分割する。疾病は単一の分子や細菌から説明される。

社会医学・・・・
実験室ではなくて、生活環境の中にいる生きた人間および人間集団を直接観察し、具体的な対策を考える。

土地さんのアドラー心理学の出合いと学びは、産休中の1年数カ月ほどでしかないのですが、こんなに短期間でアドラー心理学のエッセンスを学んだ方は、なかなかいません。

私個人が特に感銘を受けたのは、土地さんの(1)両親の離婚と(2)(正式に研究者になる以前の)内科医時代の体験で、花粉症のため大きなマスクをしていたため辛うじて周囲の人に涙を覚られなかったほどの感動を受けました。

ヒューマン・ギルドで「勇気の伝道者」に相当する方々が次々と育っているのを確認できるのは、「勇気の伝道師」冥利に尽きます。


◎もう1人の「勇気の伝道者」のご活躍

11月17日のブログ「感動的なパーソナルチェンジ」でご紹介の「東京葛飾父子家庭当事者の会」代表の原島陽一さんから以下のテレビ放映の情報が入りましたので、お知らせします。

父子家庭当事者の会の活動の一環としてたくさんのかたに父子世帯の現状を知っていただくために、先週までテレビの生活密着(?)取材を受けておりました。
 
その放送日が決まりましたのでお知らせいたします。

放送日  2月13日(金)    
 
放送局  TBS
 
番組名  イブニングファイブ  特集コーナー  
      (放送エリアは関東ローカルになります)
 
放送内容 父子家庭問題について (タイトル、内容は編集中だそうです)
 
放送時間 18時17分頃から  12分間 (のうち4分がわたし)


もう1人の勇気の伝道者の原島さんの「父子家庭問題」に賭ける思いを映像で覧ください。


<お目休めコーナー> 松下村塾(松陰神社側から)



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