アドラー心理学に基づく勇気づけの研修(外部研修も)とカウンセリング、コンサルティングを行っています。
アドラー心理学による勇気づけ一筋40年 「勇気の伝道師」   ヒューマン・ギルド岩井俊憲の公式ブログ



おはようございます。ヒューマン・ギルドの岩井俊憲です。

昨日(11月16日)は、ヒューマン・ギルドで11時からアドラー心理学ゼミナールが行われ、23人の参加者に対して原島陽一さん(写真)が「私のパーソナル・チェンジ」と題して劇的な体験と今後の志を熱っぽく語ってくれました。

原島さんは、このゼミナールのためになんとパワーポイントで55枚のスライドを用意してくれました。その目次は、次のとおりでした。

・すべてが楽しかった時代
・人生の転機 未病状態に
・地域で生きるために
・それでも進む道~発症まで
・初めての受診~療養の葛藤、深みにはまる症状
・アドラー心理学との出会い
・快復理論の構築とその実証のための療養
・思わぬ困難とわたしを救ってくれたひとたち
・社会復帰と社会参加と社会貢献
 
原島さんは、さずかり婚から2児誕生後の離婚、不定愁訴、共依存、パニック発作を体験し、その後のうつをアドラー心理学との出合いにより乗り越えたのです。
そこには、ヒューマン・ギルドでアドラー心理学ベーシック・コース、SMILE、カウンセラー養成講座を学ぶ仲間たちによる勇気づけがありました。
原島さんは、父子家庭体験、闘病体験をプラスに生かし、PTAの役員などをしながら地域にも根ざし、地域活動支援センターでの居場所を見出し、とうとう「父子家庭当事者の会」を立ち上げたのです。

最後には、「引き寄せの法則」をもとに

限られた体調でもやりたいことはできるのです。
そして未来は変えられるのか?

未来はわたしたちが創造するものです。
イメージしたことしか現実化しないのです。
人生をもっと楽しんでいきましょう。

と結んだ原島さん、受講者の方々に深い感動と勇気を与えてくれたのです。


半年間の父子家庭体験のある私には、一種独特の思いがありました。
また、アドラー心理学を学ぶ仲間が、明らかな共同体感覚をもとにした深い絆で結ばれ、相互に勇気づけ合っていることも確認できました。




原島さん、あなたを勇気の伝道者として認定します。
あなたの苦しみ・悲しみの体験を「癒しの語り部」として世のため人のために役立ててください。

平成20年11月17日
ヒューマン・ギルド 代表 岩井俊憲


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