「永田町の空騒ぎ」は、落ち目の政治家が「おそるべき政治家・小沢一郎」をダシに勢力誇示しているだけだ

2010年12月21日 20時59分48秒 | 政治
◆野党政治家のだれかが、「茶番はいい加減にしてくれ」と言ったように、いまの政局は、「見せかけのフアィテイング・ポーズ」、何やら八百長っぽい権力闘争が、エスカレートしている。名づけて「永田町の空騒ぎ」、これに踊らされているのが、マスメディアである。間もなく訪れる折角の「聖夜」も台無しになってしまう。
 仲間内の民主党からも、政敵・自民党などの野党からも、「サンドバック」にされて、こずき回され、ボコボコにされ、それでも足らずと、ついには、「公開処刑」(12月21日付け夕刊フジ)の目に遭わされそうになっている。
 小沢一郎元代表が「政倫審に出ない」と言ったら、ならば「証人喚問だ」とバージョン・アップを検討し始めた。「仲間をいじめる方法」のオンパレードで、さすがの小中高校の「いじめっ子」も「こんないじめ方があったのか」「大人のいじめ方は、凄い」と唖然とさせられているという。ネガティブな教育効果は、抜群である。
 この際、文部科学省は「いじめマニュアル」を作成して、全国の小中高校に配布してはどうだろうか。とくに「いじめられっ子」の小沢一郎元代表が、どんなにいじめられても、ケロンパと泰然自若としているのは、教育的効果は、さらに抜群だろう。「いじめられても元気な小沢くん」という本が出れば、全国の多くの「「いじめられっ子」を大いに勇気づけて、「いじめっ子」に成長させるに違いない。
 なお、いじめのテクニックについては、菅直人首相や仙谷由人官房長官、岡田克也幹事長、さらには、自民党の谷垣禎一総裁や石原伸晃幹事長が、ふんだんにスタディケースを教えてくれるに違いないのである。
◆「いじめっ子」という点では、マスメディアに勝るものは、他にはない。「ダボハゼ」は、マスメディアの代名詞なのだから仕方がない。エサを投げられると一斉に食いついていくのが、習性である。徹底的にしゃぶり尽くすまで、これまでか、これまでかと集中報道、果ては、「ファシズムか」と耳目を疑わせるほど、サディステッックに追いかけ回すのであるから、始末に悪い。それをやってきた私が言うのであるから、これもまた間違いない。市川海老蔵さんの暴行事件を連日朝っぱらから報道している報道陣の気が知れない。精神が正常ならば、こんな精神が正常でない人の真似は、できません。(しまった、です、ます調になってしまった)
◆結論的に言えば、「永田町の空騒ぎ」は、要するに、落ち目の政治家、政党が、「おそるべき政治家・小沢一郎」をダシに勢力を誇示しているにすぎない。
 まず、菅首相、仙谷官房長官、岡田幹事長は、「小沢いじめ」によって、3度目の政権支浮揚を図ろうとしている。自らの失政は、どこへやらと、無責任態勢である。大金持ち岡田屋の二男坊・岡田幹事長は、幼少のころから、何事であれ、失敗は「お前のせいだぞ」と他人のせいにしていたらしい。菅首相は長男だから、都合悪くなると、直ぐに「逃げる」から「逃げ菅」という具合である。
 次は、自民党など野党も、衰退著しい党勢を挽回しようと、シャカリキである。最近は、マスメディアに相手にされないことが著しく、カメラマンが向けるフォーカスに用もないのにVサインを送って自己顕示することしきりである。生き残りは、本当に大変なのだ。
◆これらのなかで、一番アホなのは、国民有権者である。世論調査で「小沢一郎は説明責任を果たすべきかどうか」と聞かれれば、単純に「へきだ」に「○」をつける。それだけの話で、一体何を聞きたいか、知りたいかは、どうでもよいのである。その調査結果から、 
永田町に烏合の衆まで、政治判断してしまうのである。世論調査を気にしていたのでは、政治はおろか、戦争もできない。
 司馬遼太郎の「坂の上の雲」を読めばよい。否、NHKの大河ドラマを見るがよい。「203高地」ができず、多くの将兵を戦死させ、自ら2人の息子を戦死させていながら、国民の轟々たる非難を受け、家に石を投げられながら、これをよく堪えて、ついに攻略、勝利の将軍になった途端、ちょうちん行列である。
 この際、アホな国民相手の「世論調査政治」からは、おさらばすべきである。その代わり、政治家は、常に銃口、あるいは、凶刃を向けられている存在であることを覚悟しておく必要がある。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
米国の「菅切り」で追い詰められた菅直人政権は、小沢一郎元代表をダシに支持率アップを図るも、断末魔の悪あがきで支持率さらにダウン、哀れな末路

◆〔特別情報①〕
 米国は、左翼政治家である菅直人首相が「大連立政権」をつくるのを望んでいないという。それは、米国が菅政権を「短命政権」に終わると見ているからであり、そもそも、米国は左翼政権が嫌いなのである。「菅切り」はとっくの昔に終わっている。
 そのことに気づいている菅直人首相は12月20日午前11時すぎから約1時間半、首相官邸で小沢一郎元首相と会談した後、今度は踵を変えて午後8時15分から、社民党の福島瑞穂党首と東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテル東京のバー「ダビンチ」で懇談した。この席で2011年度予算案と予算関連法案の向けて協力を要請したという。この会談には、政府民主党側から岡田克也幹事長、社民党側から重野安正幹事長が同席していた。

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『平成動乱 小沢一郎の野望』第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像―第1節 なぜ首相に力を集めようとするのか―大久保、伊藤、原、吉田の四人に注目



第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像
第1節 なぜ首相に力を集めようとするのか

大久保、伊藤、原、吉田の四人に注目

 そこで小沢一郎は、明治以降の歴代首相のなかで、「注目すべきリーダー」として、四人をあげて、手本としている。

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『カルロス・ゴーンの言葉』第4章 コミュニケーション能力を強める―言葉38 使う言葉は200語で足りる


第4章 コミュニケーション能力を強める

言葉38
使う言葉は200語で足りる

「ネイティブ英語」でなくてもよい。文法はメチャクチャでもいいから、自分の言いたいことを正しく伝えるキーになる用語を適切に選びなさい。用語は200語で足りるのです。

◆キーになる用語が聞けて、話せればいい


 ビジネス英語のスキルアップすれば、「わかりやすいプロポーザル(提案書)のつくり方」をマスターできるようになる。プロポーザルの目的は、交渉相手からいかに利益を引き出すかという点に的が絞られる。

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菅首相と小沢元代表との会談で、米国のデーブ・スベクターさんが小沢一郎元代表を擁護発言、その意味は?

2010年12月21日 00時12分42秒 | 政治
◆菅人首相が厳しく、小沢一郎元代表がにこやかな表情。権力を持っているのが、大変で、持たないのが、安泰。何か奇妙な図式である。
 報道のなかには、小沢一郎元代表がピンチで、菅首相が安泰のように伝えているけれど、これらの報道自体が、極めて怪しい。
 菅首相と小沢一郎代表の会談は、小沢一郎元代表のたっての希望により、2人だけのサシで90分間も行われたので、本当のところ、何が語られたかわからないけれど、それでも、知りたいところである。
◆テレビのデーブ・スベクターさんが、日本テレビ「民放ミヤネ」で珍しく小沢一郎元代表を何となく擁護するようなコメントをしていた。それは、小沢一郎元代表の「政治とカネ」問題についての「日本国民は、もうこの問題に飽きている」「検察審査会に申し立てた市民団体というのが一体何だったのでしょうか」という発言である。
 米国CIA要員だと言われて久しいデーブ・スベクターさんが、こういう発言をしたことに、日本政界の多くの人たちが、大変な衝撃を受けたことであろう。要するに、米国は、言葉だけでおカネを用意しない菅政権をすでに切捨て、おカネを引き出せる小沢一郎元代表を信用しているということである。
◆そもそも、菅直人首相が、小沢一郎元代表に対して政倫審に出るように説得すること自体、おかしなことである。というのは、政倫審は、衆院の1つの委員会にすぎず、そこへの出席をいちいち要請すること自体、おこがましい。大きなお世話である。
◆民主党は12月20日の役員会で、菅直人首相と小沢一郎元代表の会談内容について、議論をまとめ切れず、12月27日からの役員会に委ねることにしたという。これは、政倫審への出席問題以上の話が行われたことを意味暗示している。



本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
小沢一郎元代表は、仙谷由人官房長官の法相横すべりなどの内閣改造を提案、決着は24日の平成23度政府算案案閣議決定後持ち越す 



◆〔特別情報①〕首相官邸に訪れた来客と総理大臣とが何を話したか。本当のことは、明かさない。ましてや首相番記者には話さないのが、当たり前である。新聞各紙の首相動静の短い記事の情報価値が減ったのは、訪問者の発言が記されないことである。それは、菅首相が意味あること語っていないからとも言える。

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『平成動乱 小沢一郎の野望』(1993年刊 板垣英憲著)第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像―第1節 なぜ首相に力を集めようとするのか―国家の命運を握る




第1章 小沢一郎が描く日本のリーダー像

第1節 なぜ首相に力を集めようとするのか

国家の命運を握る

国家国民は、平和に繁栄するも、衰亡するも、ひとえに政治家である国家最高指導者に負うところが大である。
国家の平和と繁栄は、国家最高指導者が、平和と繁栄を信ずることに始まり、衰亡は、国家最高指導者が、国家の衰退を自認していながら、それを食いとめる意欲も情熱をも失うことによって生ずる。

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『カルロス・ゴーンの言葉』第4章 コミュニケーション能力を強める―言葉36 語学研究を惜しんではいけない


第4章 コミュニケーション能力を強める

言葉36
語学研究を惜しんではいけない


英語でコミュニケーションできなければ日常業務に支障をきたす。

◆英語を社内の公用語とする

 ゴーンが断行した日産自動車の改革に「もう一つの改革」と呼ばれるものがある。それは、「英語の公用語化」であった。「英語上達の極意」は、「100時間集中講座」に秘密がある。

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