「みのもんた」さん、小沢一郎元代表の政治資金「合法的寄附」を「脱法的」と主観的報道ぶり

2010年12月04日 22時42分06秒 | 政治
◆「みのもんた」さんが、12月4日午前5時30分からのTBS番組「ズームイン!!サタデー」で小沢一郎元代表の「政治とカネ」に関してしつこく、悪意に満ちた追及をしていた。
今回は小沢元代表の政治資金管理団体「陸山会」の2009年分政治資金収支報告書に記載されている支出先に焦点を当てて、麻生太郎元首相が2009年7月21日に断行した衆院の解散総選挙に当たり、当時幹事長だった小沢元代表が民主党公認候補91人の政治団体に各500万円(中には200万円の者もいた)ずつを寄附していたことを取上げていた。
◆このうち当選を果たした87人全員にTBSがアンケート調査をし、回答があった8人についてアンケート用紙を一覧としてボードに貼り出し、女性アナウンサーに読み上げさせていた。
 回答者全員が「問題なし」と答え、中には「大変助かった」などと小沢元代表に感謝する記述をしている者もいた。つまり、現行の政治資金規正方上は「合法」であるということであり、何らとがめられることはないはずである。コメンテーターとして出演していた小沢支持派の川内博史衆院議員は「私はもらっていないが、合法的で問題はない」と語っていた。
◆ところが「みのもんた」さんは、総額4億円以上の資金が元々は自由党解党時に残っていた政党助成金だったことを取上げて、小沢元代表がいかにも私腹を肥やすためにマネーロンダリングした「いかがわしい資金」であるかのような言い方をして大いに不満そうだった。政党を解党して別の党と合併する時などに残っていた助成金をどう扱うべきかについては、政党助成法には何らの規定はなく、後で「陸山会」に流し込み、それを前回の総選挙の際に公認候補者の当選を後押しするために(寄附)したのであって、これも合法的であることは明らかである。コメンテーターの若狭勝弁護士(元東京地検特捜部、公安部長検事)は、「脱法的だ」と非難していたけれど、これもまた小沢元代表を意識的に「悪人」と決め付けるコメントであるとしか言いようがない。
◆菅首相は12月1日夜、側近に「看過できない。大変な問題だ」と漏らし、さらに2日夜、記者団に「小沢氏に説明を求める」意向を示していた。この問題で小沢元代表をピンチに追い込もうと意図的に仕掛けていたようだった。
だが岡田克也幹事長から「本来は国に返還すべきだったろうが、手続き上は問題ない」と説明を受け、以後沈黙してしまったという。

本日の「板垣英憲(いたがきえいけん)情報局」
読売新聞は通常国会冒頭の「菅内閣不信任案」可決による「解散・衆院総選挙」の可能性はないと見ているのか



◆〔特別情報①〕
読売新聞は、12月4日付朝刊「総合面」(3面)「スキャナー」蘭で、「臨時国会閉会―政権危機打開の道は」「仙谷・馬淵氏問責重い足かせ」などの見出しをつけて、今後の政局について予測している。このなかで「主な政治日程と想定される政局のパターン」を表にしている。
だが、この表は、「内閣不信任案」「衆院解散・総選挙」の可能性について触れられていない。菅首相が打てる手として「小沢一郎元代表に離党勧告で政権浮揚」という手段から「小沢切り」を促している。これによって、むしろ「小沢新党」の動きが加速され、野党が「菅内閣不信任案」を提出した場合、小沢グループが賛成に回り、可決されたらどうなるか。

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「小沢一郎という男の野望」板垣英憲著 NO.47(第五章 小沢に求められるもの)

四王天延孝陸軍中将の名著「猶太思想及運動」~板垣英憲が解説~No.43
第四篇 秘密結社フリーメーソンリー

第一章 総説

第三節 標語と進み方と其の批判

前回つづき

此く論じて來ると自由の絶頂は矢張り道徳的自由になり、自制、他制帥ち統制を伴ふことになる。この統制のことに就てミルは其の自由論に於て、"自由は主人公で、統制はその相談役、助言者である"。と云ふ事を書いて居るが、その通りで統制が本位ではない、全体の自由を得んが爲に統制をするのであるから、統制は必要の限度にのみ行ふべきである。道路通行の例に就いて見ても深夜や夜明け前で、誰も通行者がまだ無いのに停車信號などを働かして整理する様なことをやれば、徒らに交通能率を低下する丈であつて何の盆もない。


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『カルロス・ゴーンの言葉』 第1章 リーダーシップを高める言葉―言葉03 会社には、夜も眠らずに解決する人間が必要だ


目次

第1章 リーダーシップを高める言葉

言葉03 会社には、夜も眠らずに解決する人間が必要だ
会社には、夜も眠らずに解決する人間が少なくとも一人はいなければなりません。

●トップリーダーこそ、その役を引き受けなければならない

 これも、ゴーンのトップリーダーとしての哲学を示す言葉である。組織のなかの要所要所に権力や権限を集中し、最大の効果を得ると同時に、その分、責任も負うという哲学である。
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