この句の「知足」とは、京都竜安寺の蹲踞(つくばい)に彫ってある、「吾唯知足、(われ ただ たるを しる)」のことかもしれない。竜安寺の説明書には、
仏遺教経(釈迦の遺言のお経)の中に、「知足の者は賎しと雖も富めり」「不知足の者は富めりと雖も賎し」とあることからとったものです。また孔子の言葉に「足ることを知るものは心安らかなり」と教えています。これは、仏教の神髄であり、茶道の精神でもあり、これが真の平和の精神です、と書かれているそうです。
もっと「吾唯知足」に興味のある方は、「1度きりの人生を幸せに生きる」をご覧下さい。
ノブドウ(野葡萄) ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木。