一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

1011  つくばひに知足とありぬ法師蝉  和子

2013年08月25日 | 

 この句の「知足」とは、京都竜安寺の蹲踞(つくばい)に彫ってある、「吾唯知足、(われ ただ たるを しる)」のことかもしれない。竜安寺の説明書には、

仏遺教経(釈迦の遺言のお経)の中に、「知足の者は賎しと雖も富めり」「不知足の者は富めりと雖も賎し」とあることからとったものです。また孔子の言葉に「足ることを知るものは心安らかなり」と教えています。これは、仏教の神髄であり、茶道の精神でもあり、これが真の平和の精神です、と書かれているそうです。

もっと「吾唯知足」に興味のある方は「1度きりの人生を幸せに生きる」をご覧下さい。

ノブドウ(野葡萄) ブドウ科ノブドウ属のつる性落葉低木。

コメント (2)
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