一韶の俳句ブログ

俳句を詠うのは自然・私・家族・夢や希望・社会など。読む時はどんな解釈が浮かぶか読み手の経験や生活によって様々

996  鵤鳴く姿見えざることが良し

2013年08月06日 | 

(イカルなく すがたみえざる ことがよし)

 イカル(鵤、桑鳲)は、スズメ目アトリ科の鳥。木の実を好んで食べるので、「マメウマシ」「マメワリ」「マメマワシ」「マメコロガシ」などとも呼ばれるそうである。

法隆寺のある「斑鳩いかるが」から名付けられたという説か、その逆で、イカルから斑鳩が名付けられたという2説あって、「ニワトリと卵」と同じでどちらが先か不明。又、聞きなしの「イカルコキー」から名付けられたという説もある。

聞きなしでは、「ツキヒホシー」が分かりやすく、別名三光鳥(サンコウチョウ)とも呼ばれる。三光とは、月・日・星のこと。(本家の三光鳥という鳥は、別にいる)

イカルは、餌台のヒマワリの種を食べにやって来るが、嘴で上手に殻を割るけれども、殻を器の中に落とすので、下の種が殻に埋もれて残ってしまう。山雀や四十雀にとっては、迷惑な食べ方なのだ。

 イカルの鳴き声

ホテイアオイ(布袋葵)  単子葉植物ミズアオイ科の水草

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